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漫画薬屋のひとりごと10巻ネタバレ!あらすじ&感想まとめ

漫画「薬屋のひとりごと」(作画:倉田三ノ路)の第10巻の結末やネタバレをまとめました。

猫猫と壬氏の関係は全然進展せずに、女性のドロドロした人間関係が事件を巻き起こしている10巻となりました!

漫画薬屋のひとりごと10巻・主な登場人物

猫猫(マオマオ)

花街で薬屋をしていたが、誘拐されて後宮に売られた少女。毒や薬に異常なほど精通し探究心も強いが無愛想。

壬氏(ジンシ)

後宮を監督する宦官。大変な美貌で男女問わず人を魅了するが、内面は結構腹黒なところが…?実は宦官ではなく「男」であるが猫猫にはまだバレてない。

高順(ガオシュン)

壬氏に仕える宦官。壬氏の秘密ももちろん知っていて、本人も「男」である可能性も垣間見える。

特使の美人2人組

西方の異国により遣わされた特使。二人は従姉妹(いとこ)で金髪と薄い色の瞳を持つ。「月の精を見たい」という無理難題を要求する。

梨花妃(リファひ)

水晶宮に住まう上級妃の一人。生んだ男子を死なせてしまい自身も衰弱するが、猫猫の看病で回復した。

漫画薬屋のひとりごと10巻の結末は?

猫猫=今回も事件をキレッキレで解決。異国の特使たっての希望「月の精」「月女神」を見せるため、壬氏に無理強いさせて解決、キャラバンの香油などの堕胎させよう等の後宮にはびこる闇についても冷静に見極めようとしている。

壬氏=相変わらず猫猫との進展はなし。伝説の「月の精」「月女神」再現のため「踊り子」に扮して大成功を収めるものの、他には特に出番なし。

特使=本当の目的は「皇帝とその弟、2人の寵を受けること」。しかし猫猫・壬氏の活躍により、目的はくじかれる。

梨花妃=妃の器を猫猫に感じさせる。ご懐妊の雰囲気を漂わせている。

 

漫画薬屋のひとりごと10巻の結末ネタバレ!

第38話・月精(後編)

特使を招いての宴は、特使も上級妃も馬車から降りずに屋外で行われた。

各人の姿が見えない状態は、玉葉妃のご懐妊がばれないため、そして特使を「見世物」にしないための配慮といった思惑があってのことーーと猫猫は心の中で周囲の様子を確認。

宴の中、突如、特使の一人が馬車から降りて、皇帝の馬車の前に挨拶に行ったものの、馬車に乗っていたのは皇帝の代理人。皇帝の弟も代理を立てていて2人とも馬車に乗っていなかった。

特使の行動を見た猫猫は、美女2人の特使の本当の目的は「重要な外構相手の皇帝とその弟の寵を受けること」と見抜く。

特使2人は国内の女性および上級妃4人の容姿を見下げていて、自分たちの美貌に勝ち誇っていたものの、猫猫の作戦「50年前に特使たちの祖父が見た『月の精』を壬氏に再現させる」が功を奏し、思惑とプライドをくじかれる。

『月の精』の種明かしとしては、メスの蛾のフェロモン(死んだメスの蛾)を壬氏が着た衣装にこすりつけることでオスの蛾が集まり、蛾の鱗粉がキラキラと月の光のもと輝いて美しく見えたーーというもの。

壬氏の美貌とともに、特使の前だけに突如現れ(白い衣装に被せた黒い布をタイミングよく取っただけ)、突如消えた(舞台の裏の池に飛び込んで対岸まで泳ぎ切る!)演出も加わり、猫猫も西方の言葉で月の女神を表す言葉を特使に伝えたことが、さらにインパクトを与えた。

すべての物事が終わり、ずぶ濡れになった壬氏が宮に戻ってきた様子を、高順は「察し」、猫猫に壬氏の体を拭いてあげるように促す。

傾国ーー美しすぎる女性は国をも傾けてしまう、という言葉を、高順は改めて噛み締め「あの光景は皆に見せるものではなかった」と振り返り「まさに国を傾ける破壊力だった」と、ちょっとすねている壬氏と、壬氏の髪を拭いている猫猫を見守るのでしたーー。

第39話・診療所

小蘭(シャオラン)が開設された手習い所の第一期生になれた喜びを猫猫に話す。

一方で、壬氏と猫猫はキャラバンの香油にはじまる「毒」の知識についてなど、後宮内にたゆたうような「闇」について意見を交わした内容を猫猫は考えを巡らせているところに、水晶宮の侍女たちに遭遇する。

猫猫を見かけるなり逃げる侍女たち(香油事件で、猫猫に捕まり身につけている衣装の匂いを嗅がれまくったトラウマ笑)。

しかし唯一、香油をつけてなかった侍女も同じ場所にいて、猫猫は「まあ30人のうち一人くらいは」とその場を立ち去った。

一方、翡翠宮では侍女の一人・愛藍(アイラン)が体の不調を訴えていた。

愛藍に付き添いで診療所に行く猫猫。

風邪のような症状のために診療所に泊めてもらうことになった愛藍とともに診療所内の部屋に入ると、酒精(アルコール)で消毒された施設に感心、医療の現場として整っている様子に興味津々で診療所内をつぶさに見ていると診療所の高齢の女性から「サボり」と誤解されて注意、追い出されてしまう。

 

診療所の存在に頭を使っていると、偶然に壬氏・高順に遭遇する。医局よりも環境が整っている診療所の中に、薬を取り扱える医局があったらいいのに、という猫猫の考えに対して、医局と診療所の違い、男のみが医官になれる上に、後宮の医官になるには宦官になる必要があるなどを壬氏から教えられる。

やぶ医者がいる医局なのに病気が蔓延せずに抑えられているのは診療所のおかげと結論づける猫猫。そして薬を扱い薬学の知識がある猫猫には目をつぶっていることも壬氏の口から述べられる。

医局と診療所を結びつけたり、よりよい医療環境を整えるには、若い宦官が必要ーー壬氏ならーーあと数年遅かったら……男として医官の資格を取ってから宦官になればあるいはーーと思わず壬氏の股間を見てしまい、「生える薬、を開発できたら一儲けできるかも」という考えまで及んでしまうのでした。

 

とある日。診療所に呼び出された猫猫。翡翠宮の侍女・桜花(インファ)とともに行ってみると先日猫猫のことを「サボり」と勘違いした高齢の女性・深緑(シンリュ)の姿が。

深緑から「水晶宮の下女のために薬を作ってほしい」というお願いをされる。

医官以外の者が薬を作るのはご法度。

それを承知で深緑は猫猫にお願いをするには、深い理由があるようでーー。

 

第40話・みたび、水晶宮(前編)

診療所勤めの女官・深緑からの頼みーー

「水晶宮・梨花妃の下女に薬を作ってほしい」

その理由は、水晶球の下女が洗濯場で妙な咳をしていたことから。

「一度診療所で見てもらったほうがいい」と行ったものの、それ以来姿が見えなくなってしまい気にかけていたーーというのも、感染する可能性のある病のかもしれないため。

放置しては水晶宮の問題では済まなくなると判断した猫猫は手を打つことを決意するが、突っ走っている様子を一応たしなめる桜花だったが、たまたま猫猫がその場で取り捕まえた「生きのいいトカゲのしっぽ」を見せられた桜花が気絶してしまうという場面も笑

 

数日後ーー

水晶宮では侍女たちが室内を何やら念入りに掃除・拭き上げている様子が…。

侍女頭・杏(シン)は掃除をせずに外に行こうとしている侍女に「またあそこに顔を出すつもり?」と叱っていた。

そこに、医局の太医(やぶ)が訪れて、杏が対応する。太医の後ろには、見慣れない長身の女官がーー。梨花妃に会いたい、壬氏のお墨付き(書類)を見せ、杏は水晶宮の敷地内を案内する。

案内の途中、杏の会話で梨花妃は健全・元気であることをいうところに

長身の女官に「優秀な侍女がたくさんいらっしゃるのですね。梨花さまの健康を脅かすものは何もない、と。」と念押しされて、杏は「水晶宮の侍女は名家の出身ばかり、主上にお仕えするのにふさわしいものばかり」と話しながら過去のことを思い出す。

ーー老人が、梨花には後宮で国母になれるよう努めること、杏には侍女頭として梨花を引き立てるようにと言い放ち、杏は絶望したような表情で#どうして…”とーー

 

ふと現実に戻ると、長身の女官が「あの小屋はなんですか?」を指をさす。

杏は「ただの物置」と答えるものの、小屋のそばにはつい最近植えられた植物があり、長身の女官とともに確認しようとすると…

 

「あれ?今日は香油をつけていらっしゃるんですね。杏さま」とニイっと不気味な笑みで話す長身の女官ーー。

ここで杏は長身の女官が猫猫だと気づく。

猫猫が変装していたのは「探しもの」が見つかるまで何度か来ることになるかと思ってのことだったから。しかしもう見つけてしまったので要らぬ用心だったと明かし、太医が物置小屋の戸を開けると、そこには横たわって咳をして苦しんでいる女性の姿がーーひと目見て病気と分かる姿に即座に手当をする猫猫と太医。

なぜ病の女性を物置に閉じ込めるような扱いを?と訊くと杏は「病気だから隔離するのは当然」と答える。

そこで猫猫は、杏の「隠し事」を告発する。

以前にキャラバン隊が持ち込んだものの中に毒になり得るものがあったということで、香油も対象となり没収と通達があったはずななのに、水晶宮の物置に隠し置かれている香油。そしてその香油(香り)をごまかすために病人を置いていること、そして大量の香油で杏が堕胎剤を作ろうとしていたことをーー。

 

第41話・みたび、水晶宮(後編)

壬氏と高順、梨花妃、そして杏と顔が揃った場に猫猫も立ち会う。

杏は梨花妃と従姉妹の関係で、杏自身も妃として召し上がられてもおかしくない身ということも猫猫は知っていた。

証拠となる、香油から作った堕胎剤を目の前に置いてもシラを切る杏。

以前はつけてなかった香油をつけている杏。

杏の香りと、物置から出てきた堕胎剤の匂いが同じだったら動かぬ証拠ーーと猫猫が近づくと杏は猫猫の顔に手を振り上げる。

3本の引っかき傷が頬についてしまった猫猫。

うやうやしく猫猫は身分の低い自分が近づいたことを詫び、代わりに梨花妃が確認しようとする。壬氏に堕胎剤を作った者の罪状は何になるのかと問うと「帝の子を殺すも同義です」という。

 

梨花妃は杏に対し「あなたは私を一度も『妃』扱いしてくれなかったわよね。国母にふさわしくないと思っていたんでしょう」と語りかける。

そこで猫猫は、これまでの水晶球の侍女たちの高慢さを振り返り、梨花妃のせいではなく侍女頭・杏によって選ばれた人材ーー梨花妃を『妃』と思わず自分のほうがふさわしいと思うような、ろくでもない人材しかそろわなかったのだーーと気づき、合点した。

 

猫猫はさらに、梨花妃と杏のやりとりをみながら(さりげなく杏の胸も梨花妃と同じくらい大きいのを確認しながら)、2人の「妃」としての器が違いすぎることを客観視していた。

 

杏は激怒し、「あなたなんかより私のほうが国母にふさわしい」「石女になって花園で枯れるがいい!!」と暴言を吐きながら証拠品の堕胎剤をなぎ倒してぶちまける。

壬氏は梨花妃に下がるようかばい、高順は暴れる杏を取り押さえる。

猫猫は杏に「主上(帝)を愛しているのではなく、国母という立場を愛しているように見える。梨花さまと違って」と言い放ち、杏は猫猫をにらみつける。

その2人の間に割って入ってきた梨花妃は、杏を平手打ちする。

あっけにとられる杏と周囲。

梨花妃は壬氏に対して「主に暴言を吐いたので、この者(杏)を解雇します」と二度と後宮に立ち入らせない、後宮への出入りを禁ずると告げる。

それで本当にいいのですか?と確認する壬氏に「平手では足りなかったかしら?」とグーパンチで殴りかかりにいこうとする梨花妃(それを阻止する壬氏&高順)

 

一連の流れを見ていて、猫猫は改めて梨花妃を「やるなあ」と感心していた。

このままでは杏が死罪になってしまう前に「主に暴言を吐いたから」という理由で解雇することで従姉妹である杏の命を守った梨花妃の機転や凛として強く寛大さもあるーーこれぞ妃と呼ばれるにふさわしい人物ーー。

 

対処の一部始終を見ていた猫猫は、梨花妃の服装がいつもと違っていることに気づいた。

杏がキャラバンの時には自分の不妊に気遣いいつでも妃になれるよう香油をつけてなかったこと、それが今は焦ったかのように堕胎剤で梨花妃を攻撃したことを踏まえ、梨花妃もまたご懐妊なのではと感づく。梨花妃は目があった猫猫に微笑むだけ。

ふと壬氏が猫猫の顔の傷を慮り、絹の布を差し出す。

そしてなぜ猫猫が物置小屋に病気の侍女(下女)がいることに気づいたのかを問うと、物置小屋まわりに風水的に健康に良いとされる緑と白の組み合わせの植物ーー白い花のおしろい花が植えられていたからだという(おしろい花のほとんどは赤色が多いため、なおのこと)

侍女頭の杏に逆らえずに閉口していた侍女の中に、病気になった侍女をいたわる者が健康を願って植え替えていたのでは?とーー(杏に叱られていた侍女とか…)

 

皮肉なことに、おしろい花の成分にも堕胎につながるものがあるという猫猫。壬氏が驚くものの、普通にしていたら害はないものの、使い方を知っていると毒になるという猫猫の発言に、

「杏に香油で堕胎剤の作り方を教えた者がいる」

ということに考えが及ぶ壬氏と猫猫。まだ後宮内にその人物がいるかもしれないと用心する2人ーー。

 

一方で、手習い所では小蘭が老師(せんせい)に意欲的に勉強の質問をするために足を運んでいた。

老師は次の授業では昔話ーーこの国・リーの建国の物語を話すという。

意味ありげに10巻は終了します。

 

漫画薬屋のひとりごと10巻の結末ネタバレまとめの感想!

薬屋のひとりごと10巻では、宮中にうごめく闇(一連性)を匂わせつつも、水晶宮・梨花妃がメインとなるエピソードが盛り込まれた事件の話になっており、今回も猫猫と壬氏の関係は全く持って進まない状態でした。

ただ高順も「壬氏は猫猫が好き」というのを理解しているような一コマがあったりと、ちょっと微笑ましい場面などもひょこっとあったりしました。

また10巻のテーマが「従姉妹」というのもポイントでしたね。

特使として美貌を兼ね備えてやってきた2人も従姉妹同士、

梨花妃と侍女頭・杏も従姉妹という関係ーー。

極端な対比はないものの、平等な立場におかれている特使と、そうではなかった梨花・杏ーー。

『薬屋のひとりごと』はミステリー(事件)要素もあるので、特使2人の従姉妹設定は、梨花妃のエピソードへの伏線だったのかもしれませんね!

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