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【思い出のマーニー】アンナのヘアピン(髪留め)の意味は?なぜつけ始めたのか理由も

ジブリ作品「思い出のマーニー」のアンナ(杏奈)のヘアピン(髪留め)はジブリの公式グッズにもなるくらい、作品を陰で支えている意味のあるアイテムでした。

アンナのヘアピンの意味について、また髪留めを付け始めたのはいつからなのか?なぜなのか?をまとめました。

【思い出のマーニー】アンナのヘアピン(髪留め)について

ヘアピン(髪留め)を付け始めたのはいつ?

紫色のヘアピン(髪留め)の存在

アンナ(杏奈)が紫色の髪留めを付ける経緯、紫色の髪留めが「思い出のマーニー」のシーン・カットでどう扱われているのか?を簡単にまとめました。

 

オープニング直後ではアンナはおでこに紫色のヘアピン(髪留め)をつけていない

物語序盤、義母(養母)に手紙を書くシーンでアンナのペンケースの中にある

物語の中盤からアンナの前髪・おでこに紫色のヘアピンがある

終盤の写真で、写真の中のマーニーの頭に紫色のヘアピンがある

 

「髪が伸びてきたんじゃない?」と言われてから

大岩のおばさんがアンナ(杏奈)に言ったセリフがあります。

「髪が伸びてきたんじゃない?」

この会話を境にして、アンナは紫色の髪留めをつけはじめました。

ではなぜここから付け始めたのか?

思い出のマーニーの物語にも重なる意味にもつながってくるので解説していきます。

 

【思い出のマーニー】アンナのヘアピンの意味

思い出のマーニーのアンナのヘアピンは「マーニーとアンナをつなぐもの」というシーンが垣間見られますが、それだけではないので、改めて、作品を通じての「紫色のヘアピンの意味」をまとめました。

アンナの成長と時間経過「髪が伸びたから」

ショートカットの女の子でも、ヘアピンをつけることはできるのに、なぜアンナは紫色の髪留めを身に着けずに筆入れの中に入れたまま持っていたのでしょうか?

これには女の子ならではの不思議な感情があったのではと考察できます。

  • 女の子だけれども女子らしくかわいい髪留めをつけることがはずかしい、抵抗を感じる
  • でもかわいいものは好き!持っていたい!
  • でも自分が身に着けるのは…

ひそかにヘアピンを忍ばせていて、目にしやすく持ち歩きやすいペンケースに入れているあたりが乙女心というか女の子ならではの思春期の心情を物語っているように思います。

そして「髪が伸びたんじゃないの?」といわれる部分で、髪の毛が伸びるという身体的成長を通して時間経過とともに、心の成長も描きたかったのでは?と考えられます。

アンナの心の成長と変化を後押しする「髪が伸びたから」

大岩のおばさんの「髪が伸びてきたんじゃない?」のセリフを境に紫色のヘアピンを付け始めたアンナですが、これはただ単に「髪が伸びたから」付け始めたのではありません。

前述の「思春期の女子ならではの葛藤」とともに、アンナは「義母は給付金狙いで私を引き取ったのでは?」と大人に対する不信感から心を閉ざしていました。

アンナが「髪が伸びできたんじゃない?」という言葉でいとも簡単に紫色のヘアピンを付けたというのは、大岩のおばさんの人柄ゆえとはいえ、次のことが言えるのではないでしょうか?

  • 大人の言うことを素直に受け入れるようになった
  • 「髪が伸びた」という言い訳ができたことで隠し持っていたかわいい紫色のヘアピンを付けられるようになった
  • 女子らしい紫色のヘアピンを堂々と身に着けられる心境になった(自分の中の女性らしさを認め始めた、受け入れはじめた)

アンナは周囲の人々・大人だけでなく、自分自身にも「心を開き始めた」からこそヘアピンをつけれるようになったといえます。

物語の中盤という場面で、ヘアピンがアンナの頭に付け始めたあたりから、アンナがジブリの主人公らしく、ヒロインらしくなってきたように感じました。

ジブリ作品では主人公の女の子が、少女から大人の女性へと成長・変化していく描写をさりげなく織り交ぜることが多いので、紫色のヘアピンもこうした「少女から大人の女性への成長・変化」を象徴するアイテムなのではと思います。

おでこを出す・前髪をオープンにする=心のオープン

そう考えると、よく言われている「おでこを出している人は何事にもオープンな性格である傾向が…」というのも、アンナと紫色のヘアピンを通してもいえることなのかな?と感じます。

もしかしてジブリ側ではそこまで考えての演出だったのかもしれませんね。

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