話題の漫画「あさってビューティー」1巻の感想とネタバレについてです。
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漫画「あさってビューティー」について
どうも!風邪と仕事にやられっぱなしの三神かな子です!
ぎゃふん!!(と声を出していう人は見たことないので、自分で言ってみる!)
そんな心の中が常に台風だった私が思わずポチっとしてしまった漫画がこちら。
最近、ネット広告でも見かけて気になる人もいたのではないでしょうか?
(私のことですね!)
今回は1話目のお話の感想とネタバレです!
刮目せよ!!
漫画「あさってビューティー」1巻のあらすじ
愛人セミナー、メイクレッスン…愛と美(とお金)に貪欲なアラサーまんが家が体あたり取材して執筆。
その意外すぎる現実と大きすぎる理想のギャップに恐怖せよ!引用:アマゾン
1巻では「愛人セミナー」についての回になります。
作者の「戯あひさ」さん(3●歳)のエッセイマンガです!
漫画「あさってビューティー」1巻の内容は?ネタバレ!
第1話 愛人セミナーに行ってきます!①
基本的に、作者の戯あひささんと担当さん(男性、K氏)とのやりとりで、物語は進行していきます。
担当さんに「エッセイのお仕事、すっごい不安です」と震えるあひささん。
てっきり自分の人生を暴露するためだろうなあと察した担当さんだったが、
あひささんの不安はひとえにコレ。
「エッセイ描くと、モテなくなるんじゃないか!?」
(モテとか…死ぬほどどうでもいい……by担当K氏)
しかし、あひささんは違います。
モテたい思いが違います!
年とともに愛されたい気持ちは増していく一方!!!!であると!!!
さっぱりわからんけど、面白いからエッセイのテーマは「モテ」でいこうと勧める担当K氏でした。
戯あひささんについて
戯(たわむれ)あひささんは、10年ほど漫画家(売れてもいない、と本人談)。
今回初のエッセイマンガを描くことに。
結局、担当K氏と次の打ち合わせでは、エッセイが楽しみになっていたあさひさん。
なぜかというと、友達や他社の担当さんにエッセイを描くことをものすごく喜んでくれたから。
「あひさちゃん、エッセイ描きなよ!
漫画はともかく本人は面白いよ!
漫画はともかく!」
(照れてるあひささんに、一応突っ込む担当K氏)
でもあひささん自身は陰キャだしパリピでもなし、読者さんに興味を持ってもらえるか心配……
なところを担当K氏は激励する。
「大丈夫ですよ!!
僕は常に思ってました。
あひささん、チョット頭おかしいなって……」
その理由のひとつが「へんな謎のセミナーに行っているから」。
そのセミナーとは
愛人が教える貢がれセミナー
なぜそんなセミナーを受けるのか?
それは
アラフォーなのに持てるとか
ちょーカッコイイ……(ドキドキ)
20代まではモテる人はにくいけど30代でモテる人は神!
と説明するあひささん。こじれてるのに謎の説得力です。
担当K氏も「確かに愛人って気になりますよね!」と食いついてきたので、愛人セミナーへ誘うものの、さくっと断られるあひささん。
「でも私頭おかしくない!モテたいってみんな思いますよね!?」
ということも含めてエッセイを描いていくのでありました☆
セミナーに行く=人生を良くするため
エッセイのテーマは「モテるためやキレイになるために行ったセミナーの話」なので、さっそく
除霊セッションの話
から描こうとするあひささん……(なぜ!?)
速攻ツッコミを入れて、軌道修正をかける担当K氏。
愛人さんのセミナーの話から!と説得。
「でも今どきセミナーくらい、みんな行ってたりするでしょ」
というあひささんに、担当K氏が現実を突きつける。
「僕の周りでそんなセミナーに行っている漫画家はあひささんだけです」
みんな人生を良くしたくないの!?と愕然とするあひささん。
人生良くしたい=セミナー行こう!とはならない……と冷静に指摘する担当K氏。
というか、どこでそんなセミナーを見つけてくるのか?
答え:ネット検索
検索ワード:
「モテ」
「愛され」
「金 もらう」
「貢がれる」
「愛」
担当K氏はドン引きです。
いろんなセミナー(他はどんなのだ!?)に行っているあひささんによると……
セミナーに来る人は、あひささんみたいな「よれっとした30代」だけでなく
キラキラOLだったり、有閑マダム風だったり。
セミナー代は色々。
2時間3000円とか1回25万円とか。
あひささんは25万円のセミナーには行っていないものの、ホテルのスイートで行われたりするらしいです。(場所代?)
あひささんが行く3000〜1万2000円くらいのセミナーは普通のセミナールームやホテルのラウンジなどで行われることが多いのだとか。
担当K氏は、他の客がいるラウンジは恥ずかしくないの!?と驚くものの
恥ずかしくないといえば嘘になるけど
「東京ってホラ、何してても単に無関心だから……」
だがしかし、あひささんが髪色ピンクと水色の時には皆見てたし!?とツッコミを入れる担当K氏でした……
100万円貢がれるほど溺愛されるセミナー
あひささんが受けたセミナーのタイトルは
「愛人が教える!100万貢がれるほど溺愛されるセミナー」
担当K氏が「お金が欲しいんですか?男性に愛されたいんですか?」と聞くと……
男の人に「お金あげたい!」って思われるくらい愛されるような
そういう女に
私は
なりたい
(宮沢賢治風)
あひささんのセミナー体験の回想:某日セミナールーム……
どんな先生なのかと生徒たちが待っていると、現れたのは……美人!!
愛人講師、バラ園紅子(仮名)さん。
思わずツッコミのように質問してしまうあひささん。
「先生が美人だからお金がもらえる、そういう結論、やめてくださいね……」
そういったとたん、愛人先生はあひささんの手をとり
「え?美人?キャー☆うれしー」
ととても大喜び!
「あひささん、スキ」
と愛人先生に言われ、ドキーンとしたあひささん。
「お金あげたい!!」
現実シーン
(安っ!)と思わず突っ込む担当K氏。
しかしながら「その切り返しはすごい!」と絶賛するあひさと担当K氏。
どうやったらお金をもらえるのか?
本当にそんなことができるのか?
気になってきた担当K氏は、あひささんに話を促します。
愛人先生の「愛されてお金をもらう方法」
「お金をもらうのはカンタン」と言い切る愛人先生。
とにかく男性に気持ちよくなってもらうコト!
彼のいいところを素直にホメて
彼のコンプレックスもいーじゃん、って受け入れるの(ハート)
どんどんやってネ(は〜と)
ムリ、他人の悪いところ、一切受け入れたくない……と先生にムリムリいうあひささん。
愛人先生は、なんでそう思ったのかをあひささんに聞いていきます。
あひささんいわく
「自分の悪いところも受け入れられないんで、そういう自分、人として恥ずかしい……」
そんなあひささんに先生は
「恥ずかしくない!!」
「それも大切な個性、私はストイックでカッコイイと思う!」
そう言われたあひささん。
これが「悪いところも受け入れてもらう」ってことなのか!!
うそみたいに心にしみる!うれしい!と感じました。
「人は自分がされてうれしいことすら、
体感しないと気づかないことが多いんです。」
目からウロコのあひささん。
愛人先生いわく
「人がされてうれしいことって、案外わかってない」
「ホメられたらうれしい、受け入れられたらうれしい、頭で理解できていても、実行できる人はごくわうか」
だからそれができたとき、お金がもらえるんです。
現実シーン
担当K氏はまだピンときてないようなので、あひささんが
「いかに相手のことを全然見られてなかったか」
を担当K氏に突きつけます。
担当K氏は結婚しているので、
「奥さんが喜んだ時の癖、3つ以上言えますか?」
と聞いてみると、全然答えられない。
怒っている時の癖は?悲しい時の癖は?それも答えられず。
好きな人が発する喜びのサインもわからないまま
喜ぶと思い込んでいることを勝手にして、
相手のサインも見抜こうとせずに
自分がしたいことだけをしている!
トライ&エラーもできてない状態!
(ムダじゃないか!)
自覚して、彼の反応を探して、拾って、記憶する!
好きな相手の反応コレクターになるべき!
そこがお金をもらえるかどうかの分かれ道かと思う、
と力説するあひささん。
そこまで的確にうれしいことされたら、お金を払っちゃう……ある意味キャバクラがそれ。
しかしながら、日常はキャバクラではない……
どうやって「会計」するのか…?
お金をもらう、具体的な方法を、あひささんは愛人先生に聞いてきたそうです。
回想シーン:愛人先生に本質を訊く……!!
「愛人先生、
そもそも、どうやってお金が欲しいって切り出すんですか?」
フ……と微笑む愛人先生の口。
「それはね……」
オドロキの解答は次回に続く!!!!
漫画「あさってビューティー」1巻(1話)の感想
続きが気になるーーーーーーーーーっ!!!!
……と思わず叫んでしまいましたが(汗)
気になります……続き。
それはさておき、はじめは「愛人先生」っていうから正直ろくでもない内容だったり……と思ったのですが、あひささんと同様「目からウロコ」状態の名言が多かったですね。
「ホメ」や「受け入れること」だけでなく
自分で体感しないと、自分がうれしいと思うこと、欲していることに気づけないでいることがある……
これは本当に奥が深いと思いました。
自分自身がホメられて「うれしい!」と思う経験が少なければ、相手をホメることも難しいものなのだなあと。
「されてうれしい」体験を積み重ねることが、相手に「してうれしい」ができるようになるコツなのかもしれませんね。
アマゾンでしっかり読みたい人はこちら!→あさってビューティー(1) (モバMAN)
楽天Koboでも読めます!→あさってビューティー(1)【電子書籍】[ 戯あひさ ]
ちょっとだけ、残念ポイントがあるとすれば、1話分のお話だけなので、ページ数が25Pと短いので「もっと読みたい!」欲が収まらないところですね(笑。
でも安いので、サクッと読めてサクッと楽しめる内容でもあります。
まとめ:
作者のあひささん、担当K氏の前ではボケなのに、セミナーの先生の前ではツッコミ役、というのは、さすが漫画家さん!情報収集能力が高いんだなあと思いました。
続きも気になるところです。
それでは!