ASKAの2024-2025年ライブツアーが静岡で開催され、多くのファンがその熱気に包まれました。本記事では、12月8日の静岡公演のセットリストと、ライブの魅力について深堀りします。
また、私自身の体験談と感想を交えながら、その夜の感動を共有したいと思います。
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ASKAライブ「ASKA CONCERT TOUR 2024≫2025 -Who is ASKA !?」セットリスト
Opening Film「草原にソファを置いて」
GUYS
Love Affair
HANG UP THE PHONE
LOVE SONG (ASKAソロver.)
BROTHER
Girl
未来の人よ
めぐり逢い (ASKAソロver.)
プラネタリウム
You are free
止まった時計(アコースティックver.)
はじまりはいつも雨
PRIDE(ASKAソロver.)
<休憩タイム〜メンバー紹介>
誰の空
HEART
太陽と埃の中で(ASKAソロver.)
僕はこの瞳で嘘をつく
YAH YAH YAH
消えても忘れられても
歌になりたい
同じ時代を
On Your Mark
※最後に撮影タイム有り
Ending Film
個人的なライブ体験談・印象的だったこと(静岡公演)
コンサート会場の雰囲気
ファン層として50代がメインに見えたものの、その前後の世代(60代・40代)も多く、30代・20代もちらほらみられ、親子(父・息子)で訪れていたりと千差万別。
男女の割合が、女性:男性が6:4か7:3といったところ。
ASKAの年齢に沿って平均年齢が高めのためなのか、開演前から開演後も会場内外ともに終始穏やかで落ち着いた雰囲気でした。
かといってライブ中には客席から声援や呼びかけ声も上がりました。
でもなんというか。上品。
客席は盛り上がるしノリノリだしファンならではの振り付け等もあって熱狂的な雰囲気もあるけれども、どこか優雅さや穏やかさもあるという。
満足度と余韻が大きく強いライブの雰囲気でした。
ASKAライブ静岡公演の客席に亀田興毅選手
プロボクシングの亀田興毅選手が会場にいたのには驚きました。
浅いファン知識ですが、亀田興毅選手の入場曲はASKAの『PRIDE』でもこ゚縁がある、というのを知っていたので、ライブ内での『PRIDE』が心なしかいつも以上に胸にくるものがありました。
初体験のASKAライブ&生の歌声
他のアーティストのライブには参加したことがあったのですが、CDやテレビよりも生の歌声が上回る&凌駕する、という実力がものすごいアーティストなのだなと、1曲目から体感しました。
歌声はもちろんのこと、パフォーマンスやちょっとした仕草立ち振舞い、舞台装置、ライブ構成、全てを含めて、まるっとアーティストASKAってスゴイなと。音楽関連には知識や感性・語彙力も乏しくとも、この凄さは本物、と感じました。
あと長年アーティスト活動&ライブを行ってきたからこそ、本人とファンとの関係を年月かけて重ねてきたからこそと思うのですが・・・開演中に「みんな座りましょう」といった疲れを労う呼びかけだけでなく、ライブ中に「休憩タイム」があるのが新鮮でした。
主役が舞台上で、お客さんに背を向けて、メンバー一同ステージ上で休むという、ファンにとっては「謎のボーナスタイム」が個人的には斬新でした。
ステージ上で自然体で休憩して談笑するという時間帯で、トイレ休憩に行くファンもいれば、談笑をそのままゆったり眺めるファンも多く・・・。
初めてのASKAライブでさまざまなことに魅了されましたが、なんといっても、2000人規模のホールに、ほぼ地声のみで歌声を響かせる声量とパワー、そして歳を重ねた男性のセクシーさというのはこういうこと、こういうカッコよさなのだなと、ASKAの魅力を実感したライブでした。
ASKAライブ舞台セットの考察
ASKAファン歴などないような浅さですが、舞台セットの形が面白く、想像を巡らせてしまいました。
テトリスを組み立てたような、上下に分かれる凸凹の液晶画面で、ピタリと1枚に収まることのない、ビルや町並みにも見えたりする配置。
地球を思わせるような白い半円状のアーチのオブジェ、そこに天の川や大陸を思わせるような装飾。
一体何をモチーフに作られたのかなと考えた時に、思い至ったのがオープニング映像の「草原にソファを置いて」の歌詞でした。
でこぼこのくせに丸い顔する地球の
いろんな道順のパズルを組み替えて遊びたい
地球、宇宙、空、でこぼこさ、そのほかの曲の抽象的なフレーズに合った舞台セットだったのかなと感じた、思った次第です。
ASKAライブ2024-2025は初心者でも楽しめる内容!
セトリを眺めても分かる通り、往年の名曲・ヒット曲が多く並んでいるため、メジャー曲しか知らないといった人も、ASKAファン初心者でも、チャゲ&飛鳥からCHAGE and ASKAに改名というか表示が変わったんだよなと覚えてる人でも楽しめる内容になっています。
むしろASKAの魅力がダイレクトに分かりやすく伝わるライブで、ヒット曲だけを聞きかじっていた私のような初心者ファンにとって、今回のライブはASKAの魅力を存分に知る・・・というよりも全身で魅力を体感するライブでした。
とにかくこれまで行ったどのライブよりも余韻がすごく、個人的に好きな曲とか盛り上がった曲よりも「誰の空」などの心に染み入るような曲が頭の中でエンドレスリピート状態です。
ライブの感動を再び噛み締めて再び味わいたいと思いました。