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書籍「54字の物語」について
どうも、正月早々、甥っ子姪っ子ちゃんと遊びまくった三神かな子です!
私の持っていた本「54字の物語」が小学生男子(甥っ子)が食いついていたのでプレゼントしました。
姉いわく……
「小学生の読書感想文は親をも悩ます宿題」
とのことで……orz
私の「小学校・中学校では読書感想文コンクールでは受賞が当たり前」(過去の栄冠)だった経験をもとに、読書感想文のアドバイスをしてみようと思います!
しかも読む本は「54字の物語」ですからね!
同じ本を買って、読んでもらって、ガイドライン通りの質問を小学生にすれば、もう読書感想文書けたも当然ですよ!
ちなみに、この読書感想文指南書は
- 夏休み・冬休みの宿題や課題である読書感想文を書ききれば良い
- 賞やコンクールで受賞とか全然狙ってないよ!
という人たち向けですので、あしからず!(笑
「54字の物語」で読書感想文を書くための準備
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読書感想文を書く際に用意するもの
- 読む本(今回の場合は「54字の物語」)
- 鉛筆・消しゴム
- ふせん(色付きのものが3種類あると便利)
- メモするもの(ノートでも裏紙でもなんでもよし!)
- 原稿用紙
- ストップウォッチ
「54字の物語」で読書感想文を書く方法(読む時)
「54字の物語」を読む
読んでみると分かるのですが、2ページ(1枚)で1つの物語(お話)になっています。
保護者世代からすると、星新一の解説付き濃縮バージョン、といったところでしょうか?
1ページ目(表側)に「54字」で物語が書かれていて、ペラっとめくった2ページ目(裏側)に物語の解説……ある意味「答え」が掲載されています。
ですので、この本は
「超ショートショートの想像推理クイズ」
ともいえる作品ですから、名探偵コナンなどの推理マンガなどが好きなお子さんにはピッタリの本ともいえます。
「54字の物語」を読む時に遊べる
1ページ目に問題、2ページ目に答え、という構成ですので
ストップウォッチを使うとゲーム感覚が増して、読書嫌いの小学生でも楽しめます
- 「54字の物語」(1ページ目の問題)を何秒で読めてしまうのか?
- 54字の物語の「真実」(2ページ目の解説)を何分以内で当てることができるのか?
さらに本を読み終えたお子さんは、本を片手にお父さん・お母さんなど保護者に「問題」を出してみる、という遊びもできます。
もちろん、ストップウォッチで計った時間はノートなどにメモしておきましょう!
「54字の物語」を読んでふせんを貼る
ふせんは3種類用意すると便利です。
たとえばですが
- 難しかったお話、わからない言葉が出てきた時(青いふせん)
- 面白かったお話(黄色いふせん)
- 好きなお話(赤いふせん)
というように、読みながら貼らせておくと、後々に便利です!
「54字の物語」で読書感想文を書く方法(書く時)
さて、ここからは質問をしますので、その内容に答えるように文章を書いていけば、読書感想文は完成します!
読書感想文を書けない子の理由はさまざまですが
「本を読んで何を思ったら良いのか分からない」
「本を読んで思ったことをどう紙に書いて良いのか分からない」
という部分が大きいので、事前に以下の質問をお子さんに与えて「これを意識して読んで感想を書けば良いんだよ」と導いてあげるのも一つの手です。
と、そのまえに。
まずは、タイトルと名前(学年・組)はしっかり書いておきましょうね!
「54字の物語」で読書感想文を書くための質問
- どうして「54字の物語」を読もうと思った?
- 「54字の物語」という本の題名を初めて聞いた時にどう思った?
- 普通の本は1つのお話だけ書いてあることが多いですが、「54字の物語」は1冊に何個のお話が書かれていますか?
- 「54字の物語」は、たった54字でお話が書いてあって、その裏にお話の答えやヒントが書いてある本ですが、読んでみて面白かったですか?つまらなかったですか?楽しかったですか?それはどんなところがですか?
- 「54字の物語」のお話1つは、何分(または何秒)で読めましたか?その時間で読めてどう思いましたか?
- 「54字の物語」のお話の答えは、何分(または何秒)で分かりましたか?分かった時にはどんな気持ちになりましたか?
- 「54字の物語」で一番面白かったお話はどんなお話ですか?どういうところが面白かったですか?
- 「54字の物語」で好きな話・お気に入りの話はどれですか?その理由は?
- 「54字の物語」の中で一番好きな言葉はありましたか?
- 「54字の物語」で
- 「54字の物語」の中に、知っている誰かに似た人は出てきましたか?どういうところが似ていましたか?
- 「54字の物語」で一番難しかったお話はどんなお話ですか?どういったところが難しかったでしょうか?一番むずかしい問題は、お父さん・お母さんは何分で分かりましたか?
- 「54字の物語」は最後に物語の書き方がありますが、作ってみましたか?また自分も書いてみたいと思いましたか?
- 「54字の物語」の本のことを誰に教えてあげたいですか?
- 「54字の物語」の続きやシリーズが出たら読みたいですか?
まとめ:読書感想文は質問に答えたことを書くだけでいい!
質問した内容の一部と、質問してお子さんが言った答えや喋ったことを、そのまま書くだけで読書感想文として成立します。
また原稿用紙の枚数を増やしたい場合・減らしたい場合には、質問の量を保護者側で調節してあげると良いですよ!
それでは!
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