今回はスシローの持ち帰りに関するいくつかの疑問に答えます。スシローの持ち帰りが高いと感じるのはなぜなのか、価格が以前に比べて上昇した理由、そして持ち帰りセットのコストについても探ってみました。
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スシローの持ち帰り価格が変更された理由
以前、スシローの持ち帰り価格は1皿108円(税込)でしたが、2021年から110円(税込)に変更されました。この価格変動の背景には、消費税の軽減税率制度と容器代の考慮があります。
価格変更の詳細
持ち帰りと店内飲食の価格が110円に統一されました。以前は持ち帰りの方が安かったため、価格が同じになったことで、割安感がなくなりました。
この変更により、店内での飲食と同様に持ち帰りも1皿110円となり、価格が統一されたのです。
軽減税率の適用
日本では2019年の消費税増税時に軽減税率が導入され、一部の食品や新聞の消費税が8%に抑えられました。スシローの持ち帰りもこの軽減税率の対象であり、税率は8%が適用されています。
容器代の追加
2021年からスシローの持ち帰り価格には、容器代が含まれるようになりました。
これまでは無料だった容器が有料化され、その費用が価格に上乗せされたため、全体としての価格が若干上昇しました。
税込価格の義務化と市場の反応
2021年4月1日から税込価格表示が義務化され、それに合わせてスシローは持ち帰り価格を調整しました。
この変更は一部で便乗値上げではないかという批判もありますが、同様の価格改定は他の業界でも見られ、時代の流れの一部とも考えられます。
他の寿司チェーンとの価格比較
他の主要な回転寿司チェーンとの価格を比較すると、スシローの110円は業界内で一般的な設定です。例えば、くら寿司でも同じく110円、はま寿司では平日を除き108円となっており、スシローの価格設定は業界標準に近いことがわかります。
スシローの持ち帰りセットは店内飲食に比べて高いのか?
スシローでは持ち帰り専用のセットメニューが提供されていますが、これが店内での飲食に比べて高いかどうかについて検証しました。
持ち帰りセットと店内飲食の価格比較
スシローの「10種セット」は700円(税込)で提供されており、店内で同じ内容の寿司を個別に注文した場合の価格は次のようになります:
- まぐろ、はまち、いか、焼とろサーモン、たまご、煮穴子、軍艦ねぎまぐろ:各110円
- びんとろ、ほたて貝柱、いくら:各165円
これらは店内で2貫ずつ提供されるため、1貫あたりの価格で計算すると、合計632.5円(税込)になります。この比較から、持ち帰りセットの方が店内飲食に比べて若干高いことが分かります。
持ち帰り専門店の価格設定
スシローは都心部の駅構内を中心に持ち帰り専門店を展開しています。
これらの店舗では、一般の店舗よりも少し価格が高めに設定されている場合がありますが、提供されるネタのサイズが大きかったり、特定の具材が除外されているなど、価格差に見合う価値があるとの声もあります。
例えば、あるユーザーは12貫790円のセットを購入し、店舗で食べるより少し高いものの、ネタの大きさや具材の質で価値があると評価しています。