漫画「誰かこの状況を説明してください!」4巻の内容のネタバレをまとめました。
ようやくちょっとだけ夫婦らしくなってきた2人は一体どうなっていくのでしょうか?
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誰かこの状況を説明してください4ネタバレ
第21話のネタバレ
「僕を信じて帰りを待っていてくれませんか?」
との問いに「全然大丈夫です!」と超絶笑顔で答えるヴィオラ。
その様子にガクッとくるサーシス。
ていうかもともといないも同然でしたし?(すごく今更です)
というヴィオラの声。
サーシスは思わず
「長期戦なんてしてられません!巻きで終わらせてきますから」
と逆の意味で仕事に闘志をたぎらせます。
数日後、サーシスはヴィオラに一緒に外出しようと提案します。
以前のデート(セレブのフルコース等)を思い出されたヴィオラは警戒しますが、サーシスの「カフェ限定のショコラタルト」の話に思わず心を動かされ、思わず「はい!」の返事をしてデートの約束をしてしまいます。
翌日、珍しく普段着っぽい姿にさせられたヴィオラ。
「今日は散歩がてら歩いて行きましょう」というサーシスに驚きながらも一緒に街に出るヴィオラ。
ウィンドウショッピングを楽しみながらも違和感を感じまくるヴィオラでしたが、花屋のお花が目に留まります。
「僕が買いますよ」というサーシスの言葉に、ヴィオラはまた旦那様に無駄使いをさせてしまうと思ったのもつかの間
「では苗の方を買いましょう。庭で育てれば何度も花を楽しめますから。無駄使いにはならないでしょう?」と提案してくれたサーシスにヴィオラは驚きます。
今日の旦那様は前とは全然違いますね。
私の好みに合わせてくださっている…のかな?
そして本日の目的・カフェに着き、限定のショコラづくしのタルトを食べながら、今日の幸せをかみしめているヴィオラーーは、店内の女性と目が合います。
旦那様の部下のお姉さま…!
そのことにサーシスも気づき、店内を見回すと…客全員がサーシスが率いる団の部下たちでした!
第22話
デート中の団長が見たくなり(建前は2人の護衛)騎士団で貸し切りにしたのが事の真相でした…!
キレイなお姉さま方に囲まれて全種類のケーキを味見してはみたいものの、お残しはご法度のヴィオラは、今日のところはあきらめようと思っていると…サーシスは「残りは全部食べるし、余ったらお屋敷の皆にみやげにしよう」と提案してくれます。
お残しを旦那様に食べさせるなんて!と断るヴィオラですが…
ヴィオラが一口食べたケーキを「僕にも一口」とサーシスがねだり、ヴィオラが一口フォークですくったものをパクっと食べてしまうサーシス…。
気づけばヴィオラは全種類のケーキを一口ずつ食べることができてました。
そしてサーシスが残りを全部食べてくれたこと、しかもその食べ方が全部「あーん」で食べさせたことを部下のお姉さま方に指摘され、思わず顔が真っ赤になるヴィオラ。
団員さんたちの生温かい目で見られることに。
そんなこんなで王都散策デートを楽しんだ2人。
遠征前にヴィオラを充填しておこうと思ったサーシス。
「ヴィーは…僕をしっかり刻みつけてくれました?」
「ええ!旦那様のいろんな表情が見られて、私も充填完了って感じです!」
えへへと笑う無防備な笑顔に見とれるサーシスは
「あー…なんか がんばれる気がしてきました」
そして遠征当日ーー
サーシスがヴィオラに頼んだ刺しゅう入りのハンカチ。
たくさん用意してくれたヴィオラに感動して「ヴィオラだと思って大切にしまっておきますね!」と言ってしまうサーシス(使ってくださいとツッコミを入れるヴィオラ)は、きっとすぐ帰ってきますからー!と言って旅立ちました。
その後、南の国境付近の領地から避難しにきたサーシスのご両親。
あちらの情勢が落ち着くまで、一緒の敷地内で暮らすことに。
ご両親は別邸で泊まるものの、しばらくのお仕着せは封印となることに嘆くヴィオラ。
食事も一変、使用人たちとも一緒に食べられず、旦那様もいないので、たった一人での食事に…。
ロータスにウルウル目でねだるもダメ…そんなヴィオラをみかねて、ロータスは先日のデートで買った花の苗が届いているので食事後にべリスのところに行くことを提案されて、気を取り直してウキウキと食事を早く済ませてしまいます。
庭でべリスやミモザに見守られながら土いじりをし、
「旦那様が帰ってくるころにはたくさん花が咲いてるかしら?」とキャッキャとお花を植えているところをご両親に見つかってしまいました!
第23話
(侯爵夫人が庭仕事って…やっぱりまずいですよね!?)と血の気が引くヴィオラでしたが、正直に「先日旦那様が買ってくださったお花の苗を植えていたんです」と告白します。
お義父様は「この素朴な花をあいつが君に?」と驚き、さらにお花を買うまでに至った経緯をヴィオラから聞いてますます「あいつがそんなことを…!(大きなバラの花束ではなく…!?)」「まぁ…あの子がねぇ」と驚きます。
何かを察したお義母様。
「…いいお天気に土いじりって楽しいものね。私もここにいたころからよくやってたわ~ね?べリス!」と話します。
お義母様も土いじりをされることに驚くヴィオラ。
今でも土いじりをしているお義母様は、ダリアによく日焼けするからほどほどにしてくださいって叱られながら庭いじりしていたのだとか。
(それって今の私とミモザみたいですね)と思うヴィオラ。
「あいつもヴィオラ自らが大切に植えてくれたと知ったらきっと喜ぶよ。なぁアングレータ」「ええ!」
そういってご両親はお出かけに…。
怒られるかと思ってビックリだったヴィオラは一気にホッとします!
無駄に寿命が縮まった思いでした。
そして午後ーー庭いじりは公認になったとはいえ、やることがなくなったヴィオラ。
お義母様に「ヴィーちゃんはいつもどおりにしてね!」と言われたことを思い出し、いつも通りにしようとしますが、いつものウルウル攻撃も効かずダリアに思いっきり釘を刺されてしまいます。
一方そのころ、隣国オーランティア国境付近ーー
潜入捜査のため、サーシスがいくら商人に変身しようともイケメン&気品がにじんでしまい上手くいかずに部下たちが好き放題言っています。どんなにダサい瓶底メガネをかけさせても…
「くそっ!!どういうことだよ!ただのヘンなメガネのイケメンだ!!」
「なんというキラキライケメン補正…」
どうにか変装をして敵国のど真ん中に潜入したサーシスたち。その傍らにはカモミールとアンゼリカも男装した姿でいます。その様子を見てサーシスは思わず
(これをヴィオラが見たらキャーキャー言って喜ぶんだろうなあ…)と考え、1週間、ヴィオラの顔を見ていないことに気づき、落ち込みますが…
ヴィオラに手紙を書くことを思いつき、早速検閲官の元へーー
検閲官は手紙を読んで、さぁっと引き…ブルブル震えながら「…問題ありません…」と手紙をチェックし終わります。
旦那様が遠征に出られて1週間ーー屋敷では、ヴィオラは旦那様がいないと静かすぎると思いながら、前はこうして旦那様の存在を思い出すこともなかった気がする…と気が付きます。
いないのに存在感がすごいです
そんな矢先、使者としてカモミールお姉様が、手紙を携えてやってきます。
そしてカモミールは「奥様からお返事の手紙をもらってくるように団長から言われているんです」
「ですから今ここでご覧になってくださいませ!」(にっこり)
と言われてしまいます。
旦那様のお手紙を今ここで開けて大丈夫なのかと思いながら、イやな予感がするヴィオラでした…
第24話
カモミールから「お手紙は検閲官によって検閲済み」と聞かされ、人も読むなら変なことは書かれてないですよね…?と読み始めるヴィオラでしたが……
『最愛のヴィオラへ…』
という書き出しで思わずのけぞります。気を取り直して読んでみると…
『ふとした瞬間 可愛いヴィオラの微笑みを思い出して 切なく胸が苦しくなっています。』
『「愛しい」と書いて「かなしい」と読むのはこういうことなのでしょうね。』
『僕のオアシスはヴィオラですけどね!』
…などといったようなダダ甘な内容ばかり。3枚もある!
『身体は離れていても心はいつも愛おしいヴィオラの隣にあります。覚えておいてください。 貴女のサーシスより』
で締めくくられた手紙…
読んだ検閲官さんを思うといたたまれない…と思いつつ、のんきなことしか書かれてないので、思わずカモミールに旦那様はちゃんと仕事をしているのかどうかを訊ねます。
すると速攻で「はいっ!それはもう!」と返事をし、毎日の地獄のような特訓・容赦ないサーシスの指示を教えます。
いつもなら嫌われ役の伝達係が人気になるほどのしごきっぷりで、「奥様との楽しいティータイムが待ってると思えば昼夜ぶっ通しで馬に乗り続ける方がなんでもないです!は~天国…」というほど…
そして伝達係はすべて女性が担当することになったのも「ヤローをヴィオラのところへ行かせるか!」という団長・サーシスの配慮だとか。
そんなわけで、即お返事を書かなければならなくなったヴィオラ。
たった3行しか思い浮かばず…しかもダダ甘な観光案内文への返事、カモミールを待たせているとなるとなおのこと書けず…
どうにか頑張って「特産だという果物をぜひ食してみたいと思いました」といった「検閲官さんにも優しいお手紙☆」を書きしたためたヴィオラ。
こうしてなんとか書くことをみつけて手紙を仕上げ、リアル白馬の王子様なカモミールに手紙と焼き菓子を持たせてお見送りするのでした…。
旦那様の無事が確認できてちょっとホッとしたヴィオラ。
ちょうど表に出ていたサーシスのご両親も報告書を受け取ったそうで、見せてもらったところ、ご両親あてには現在の戦況と敵国の情勢といった堅物な報告内容!筆跡が同じなのに本当に同じ人が書いたとは思えない内容の違いっぷりに困惑してしまいます。
お義母様に「ヴィーちゃんのはどうだったの?見たいな~」と聞かれ、顏を赤めてしまうヴィオラ。
その様子にお義母様は察知して「きっととっても甘~いお手紙だったのねぇ!」と見せなくてもいいからっとご両親からも生温かい視線を感じるヴィオラ。
なんだか最近こんなのばっか…と心で泣いてます。
そして待ち遠しくてしかたがないサーシスの元に届いたヴィオラの手紙…たった1枚、スカスカの内容でありながら、サーシスは「広めの行間に僕がいなくて寂しい気持ちが溢れているな…」(フッ…)と思いを馳せます。
そして早速返事を書いて、検閲官に「またお手紙ですか!?」(ヒィッ!)と驚かれてしまいます…
一方、お屋敷ではいつもの『活動』ができずにもどかしくいるヴィオラーー。
そんな矢先、王宮から勅使がやってきて、先代様(お義父様)に急ぎ登城してほしくお迎えがきたとのこと…
ヴィオラも駆けつけてみると、王宮に行くのを嫌がるお義父様をたしなめる勅使の方と使用人とお義母様。「君は王妃様と楽しくお茶するだけだろう!私もそれしたい!」とわがままをいうお義父様に、
「後宮で旦那様の立場をよくしようとつとめるのが私の仕事ですのよ?ただ楽しくお茶飲んでるだけじゃないんですからね」
というお義母様の言葉が、なんだかぐさっと刺さるヴィオラ。
女の社交にはそういう役割もあることを理解していてもメンドクサイ…そもそも最初はしなくても良かったのに…と考え込むヴィオラの様子を勘違いしたお義母様。「重く取らないでね」「押さえるとこだけ押さえとけばいいのよ!」とアドバイス。
そんなこんなで「帰りはいつになるかわからないから~」と出かけていくご両親を見送ったヴィオラは…
「久々に活動できるじゃな~い!」と生き生きしだすのでした…!
第25話
久々の『活動』を楽しむヴィオラ。
ご両親がいても『活動』する方法として、
ご両親の動きをみんなから伝えてもらえればいい!
遭遇しそうになったらその場で素早く取り繕えばいい!
いわば『義父母シフト』ってとこね!
という名案?を思いつきます。
早速次の日から『義父母シフト』で『活動』するヴィオラ。
ミモザはじめ使用人たちのおかげで取り繕いも見事に成功し続けてバレずにいます!
旦那様からのお手紙から4日くらいしか経ってないのに、伝達の使者の方がやってきます!
お手紙だけでなく、社交辞令で書いた「特産の果物」も届けられました。
そして今回もお返事をその場で書く必要があるので、早速手紙を読んでみると…
『行間から貴女の僕がいなくて寂しいという気持ちがひしひしと伝わりました。』
といった、今回も無駄に甘っあまで長いお手紙…思わず「行間の意味…伝わりませんでしたね…」と言ってしまうほど…
そして再度サクッとお返事(〇〇が見たい、食べたいはNG)を書くヴィオラでした。
サーシスのご両親たちと果物を食べようと、果物の入った袋を開けようとすると、やけに袋の口が固く締められていることにロータス、お義父様が気づきます。
そしてその意味に気づいたお義父様、お義母様は「袋のネズミならぬ、袋の果実ってわけだ」とうんうん言ってます。
ヴィオラは全く分からずにいますが「サーシスの心配はいらないってことよヴィーちゃん!」とお義母様に教えられます。(が、ピンときてません)
翌日、南隣の国オーランティアから宣戦布告があり、フルール王国に開戦の知らせが駆け巡りましたが、どうやらこちら側が圧倒的有利な戦況のようで、サーシスのご両親は勅書で遊んでる状態…(紙飛行機にして飛ばしてる)
戦闘は避けられなかったので、旦那様が怪我されないといいのですがーーとはいえ、戦地が離れているので王都もお屋敷も平常運転。
ですが、国家行事の『出征の儀』その後の『激励会』に当主名代として出席をーーという話にヴィオラは「無理無理無理無理!!」--と言うであろうとロータスは思ったので、先代様(お義父様)にお願いをしたものの、『激励会』には参加をすることに。
ここはおとなしく参加するしかないと用意をしようとした矢先、ミモザが体調を崩してしまったので休んでもらうことに。
最近自分が義父母シフトによって酷使してしまったせいかも…という不安とともに、いつものミモザの特殊メイク(とヴィオラが勝手に思っている)をどうしたらいいのか、ミモザの腕がないメイクでは公爵家の恥になってしまう…と思っていた矢先、エステ隊の使用人たちが登場!
第26話
ミモザの遺言(新出ないけど)どおりにやったというエステ隊の皆様の言葉どおり、いつもどおりの別人に仕上がり、髪飾りには旦那様が買ってくださったお花を飾りに使用したとのこと…!
そして、ダリアからの言付を聞き、ミモザの元にお見舞いに行くヴィオラ。
「つわりが辛いんでしょ?ご懐妊おめでとう!」
傍らで看病していたべリスも幸せそうです。
今後出産のために実家に帰るのも大変そうなので、お屋敷にいたらいいというヴィオラ。もちろん無理に働かせたりはしないと約束します(べリスが疑いの目でじっと見ますが笑)
王宮へ行くより屋敷でみんなでお祝いしたいと思いながら、お義母様と馬車で王宮に出かけます。
馬車の中でミモザの報告をしつつ、これからが辛い時期ねぇと話しながら「そのうちヴィーちゃんにもわかる日が来るわよ!」とお義母さま…言われて跡継ぎ問題のことを考えてなかったのに気づきつつ、話をはぐらかすことに…
ミモザの今後、お屋敷にいてもらってもいいかをお義母様に相談したところ「いいんじゃない?ダリアも懐妊してる間屋敷で過ごしてたのよ」とのこと。お屋敷で産んで、女の子と男の子の2人をそのまま屋敷で育てたという。今は娘さんは王宮で王女様付きの女官、息子さんはどこかで料理修行をしているのだとか…
『使用人には手厚く』が公爵家のモットーだと聞き、公爵家への就職が王宮よりも倍率が高い噂も納得したヴィオラ。
そして「というか…私の許可なんかいらないのよ?ヴィーちゃんは立派な『フィサリス公爵夫人』なんだから」「お屋敷のことはヴィーちゃんの采配で決めてくれたらいいの」という言葉に驚くヴィオラ。
実はお飾り妻とはつゆ知らないお義母様は「なぜか自己評価が低いようだけど」「社交の方はそのうち慣れるわよ!」「今は人の話をよく聞いて観察することが大事かしら」「どんな些細な情報でも夫の役に立つかもしれないからね!」と社交の初級編をレクチャーしてくれました。
そんなこんなで王宮に到着…。
『激励会』でいきなりのおひとり様になってしまったヴィオラ、どうしようかと思っていると、「これは素敵なお嬢様!花の妖精が迷い込んだかと思いましたよ」と甘ったるい言葉を言っている騎士に足止めされてしまいます。
グイグイこられる騎士の周りに他の騎士たちも群がってきました。
「貴女のお名前を知る権利を私にくださいませんか…」
というセリフに(砂糖吐く~~)と引きっぱなしのヴィオラ。
そんな最中「フィサリス公爵夫人!」と声をかけてくれる男性が…
アルゲンテア執政官と呼ばれた男性、ヴィオラも以前夜会で会ったことのある、バーベナの兄で旦那様の幼なじみ・セロシア(兄弟の弟の方)と気づきます。
砂糖吐く騎士が「フィサリス公爵夫人…?」というので「はい」と答えるヴィオラ。ザワザワしはじめる騎士たち。
ヴィオラはしかたなく「サーシス・ティネンシス・フィサリスの妻でございます」と名乗ります。(自分の名前は言いたくありません!)
セロシアが改めてフィサリス特務団団長の奥様であることを念押しすると
「あの幻の奥様!?」と驚く騎士たち。
セロシアが追い打ちをかけて「奥様をあまり表に出さないようにしていたからな公爵が」というと、騎士たちは「失礼いたしましたーー!!」と撤退していきます笑
ヴィオラがセロシアにお礼を言うと、大奥様(お義母様)からのご指示でやってきたとのこと(王妃様と一緒に高い所から)
セロシアは「きっと向こうでいい働きしてくれますよ」あ~面白かった!とサーシスに騎士たちのことをちくる気満々の様子ですが、ヴィオラにはわからず…。
セロシアと別れた後、ヴィオラのお父様・お母様と合流します。両親に会えてホッとしたのか、ヴィオラは旦那様たちが前線で戦っているのにのんきにパーティーが開かれていていいのか不満をもらすと…サーシスたち特務師団が先遣隊となり作戦を立て、実働部隊が実行することや『帰還の儀』は当然もっと盛大なものになって労うこと等をお父様に教わります。
特務師団の皆さんがすごいことを知り、複雑な表情を見せるヴィオラ。
『おかえりなさいませサーシス様!』
『ただいまヴィオラ!』
ヴィオラを抱きしめ、僕をヴィオラの額にキスをするサーシス…
「とまあこんな感じにラブラブになりたいのだが、どうすればいいと思う?」
真顔で相談するサーシスに親友は「乙女か(汗」とツッコミます。
とにかく物理的に離れていてはヴィオラとの仲も進展しないので、戦なんぞ一刻も早く終わらせるぞ!という気迫とともに職務でもある戦術に取り組みます。
短期戦で終わらせるために意表を突いたルートで、実働部隊だけには任せておけず(早く帰るためにも)私たちもやるぞ!と意気込みます。
一方、王宮から帰ってきてぼーっとしているヴィオラ。
王都は平和すぎて開戦の実感がありませんが、旦那様が怪我をされることがないか心配になっています…
続く。