コミカライズ(漫画)
「誰かこの状況を説明してください!〜契約から始まるウエディング」
の1巻の結末およびネタバレをまとめました。
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コミック「誰かこの状況を説明してください!」について
原作小説・書籍がコミック化!
アリアンローズの「誰かこの状況を説明してください!」(作者・徒然花、イラスト・萩原凛)を、木野咲カズラが漫画化したものです。
漫画「誰かこの状況を説明してください!」1巻の結末は?
お飾りの奥様の役割をしっかり務めている主人公・ヴィオラ嬢。
お飾りの妻契約を申し出た張本人・フィサリス公爵(サーシス)は、そんなヴィオラ嬢に心がグワングワン動いてしまい、ついに王宮の夜会にヴィオラを連れていき、その日の夜ーー愛人と入り浸っていた離れではなく、ヴィオラがいる本館で夜を過ごすと言い始め、
ヴィオラ(コノヒト今…なんつったーーーー!!?)(ー▽ーlll;)
状態。
せっかく仲良くなった使用人たちと心置きなく過ごしてフカフカお布団にダイブしようとしていた矢先の出来事でした……orz
はいっ!
単なるお飾り妻の契約でアッサリしていたのに、なぜコミック1巻でここまで進展したのか?
詳細は下の「ネタバレ記事」から!
その前に、簡単ながらコミック1巻に登場する人物を紹介しておきます!
漫画「誰かこの状況を説明してください!」1巻の登場人物
主人公・ヴィオラ
本名:ヴィオラ・マンジェリカ・ユーフォルビア
年齢:18歳(結婚当初)
彼氏いない歴:18年(生まれてから気になる殿方いませんでしたし、むしろ一生独身でもいいわぁ☆なんて考えてましたし:本人談)
実家の使用人は執事とメイドの2人だけ。
両親ともに良い人・領地思いで、父は慈善事業で借金苦に、母はそんな父と領地を盛り上げようと地元の染料植物の研究に熱心な人。妹もいる。
(公爵様・旦那様)
本名:サーシス・ティネンシス・フィサリス
愛人囲いたいから、そのために仮面夫婦を平気な顔で申し出る鬼畜っぷり。
しかし超絶イケメン。かつ、超お金持ち、そしてエリート。
ヴィオラいわく「観賞用にだけならもってこい」。
カレンデュラ(彼女さん・愛人)
使用人たちからは「お連れ様」と呼ばれ、ぶっちゃけ嫌われています。
旦那様より4つ年上で可愛い弟のように思われているのでは(ダリア談)
元・流浪の踊り子、百戦錬磨とも言われている、気性の荒い妖艶な美人さんです。
フィサリス家の使用人たち
ロータス(男)執事。オールバック真面目メガネ男子
ダリア(女)侍女長。黒髪しっかり大人系
ミモザ(女)侍女。金髪後れ髪カワイイ系
その他の専門用語・地名など
- フルール王国(王都ロージア)…ヴィオラたちが住む国
漫画「誰かこの状況を説明してください!」1巻のネタバレ!
以下、ここからネタバレです。
話数ごとのタイトルは、私がその回ごとに起こるエピソードなども元に勝手につけたものですのでご容赦願います。
第1話・契約からはじまるウエディング
「ヴィオラ様…私のお飾り妻になっていただけませんか?」(ニコッ)
「えっ…」(コノヒト今なんつった!?)
という鬼畜な申し出から、このお話ははじめます。
この鬼畜なフィサリス公爵。エリートかつ超美形といわれるお人。
ヴィオラは自分の家の事情(父が慈善事業で借金苦、妹たちの行く末等)を丸々面倒をみてくれて自分の生活も保証してくれる、という話が、なぜ面識もない貧乏貴族(借金付き)の地味娘に婚姻を申し込みに来たのかと疑問に持ちますが、冒頭のように
「お飾り妻になってくれ」ということ。
そして公爵は次のような契約・条件を出してきます。
- 6年交際している恋人(元流浪の踊り子)がいるが別れない
- 仮面夫婦として生活する
- 何不自由ない生活は約束する
- ヴィオラ自身も恋人を作ってもらって結構
- 社交も子作りもしなくて良い
ヴィオラはこれで家が救われるのならと、喜んで身を差し出します。
そこには何ら卑下も悲しみもなく、ほんっとうにのほほんとしています。
あっさりとした態度のヴィオラに若干どまどいながらも公爵様は物分りのいい方で良かったです」と言葉を残します。
挙式・結婚式パーティー、諸々を終わらせて、いよいよ公爵様…もとい旦那様の館へと行く2人。
金持ちの使用人の多さや調度品のきらびやかさに驚くヴィオラ。
夫婦の寝室に通された後、旦那様はどうするのかと尋ねると
「庭園の端にある別棟で生活しています」(にこっ)
例の彼女さんも別棟にいるとのことで、ヴィオラは
なるほど
そこが愛の巣なんですね〜〜(へ〜〜)
「わかりました!なるべくそちらには近寄らないでおきますね」(ぱっ)
「……(汗」
あまりに淡々としているヴィオラに目が点の旦那様。
「だってそういう契約でございましょう?」
「………(0_0;)」
なぜかガッカリ気味で立ち去る旦那様に???なヴィオラ。
眠り心地抜群のベッドで眠りながら
「さすが公爵家の使用人さんはいい仕事してますね」
この洗濯技術を伝授していただきたい!!と幸せそうに眠るヴィオラでした(笑
翌朝ーー
執事・ロータス、侍女長・ダリア、侍女・ミモザと改めて対面。
早速ダリアとミモザが身支度をしてくれる最中、ヴィオラが「旦那様はお食事どされるのでしょう?」という素朴な疑問を投げかけただけで、侍女2人が凍りつく。
ダリア「旦那様は『お連れ様』と一緒にすべての生活を別棟でされております」
と吹雪いているほど寒い口調で伝える。ミモザすらも寒く怖いウフフ。
- 旦那様の彼女さんは『お連れ様』と呼ばれ、愛人とすら呼ばれていない
- 『お連れ様』の名前はカレンデュラ
- 旦那様と彼女さんは使用人たちに嫌われている
ということを一気に理解したヴィオラ。
そんな使用人たちがヴィオラと距離を縮めるきっかけとなるのが、初めての朝食。
豪華かつ品数が多すぎる朝食に、粗食&少食に慣れきっているヴィオラは引き気味。
しかもこの豪勢な朝食は旦那様が毎日好みが変わるからだというので「もったいないオバケに呪われてしまいなさい!」と思うヴィオラ。
1つの皿に食べる分だけをよそって、残りはお昼ご飯に回すようにロータスに命じるものの、天下のフィサリス公爵家が奥様に冷や飯食わすなど面目丸つぶれ!と慌てるロータス。
どうにか残った料理を有効活用すること=使用人たちのまかないとして再調理することにしたロータスの言葉に、むしろそっちを食べてみたいと頼むヴィオラ。
愕然とするロータスに、キャラじゃないおねだりポーズ「ね、お願い」(ウルウル)でロータスの説得に成功!
そして食事後、あまりに暇すぎるヴィオラにダリアがお屋敷の案内を申し出る。
広いお屋敷をまわり、広大な庭園を眺めて、とても素敵な場所であることを知り、ヴィオラが思うことーーー
社交も、子作りも家事もする必要のない私って…
いったいこれから何をすればいいのでしょう?(^▽^;(あれー?)
第2話・使用人ヴィオラ爆誕!
ヴィオラは侍女たちの休憩室で一緒に食事をし始めます。
だだっ広いテーブルでぼっちの食事が寂しすぢて、ロータスにキャラじゃないおねだり攻撃をしての決行です(笑
侍女たちは緊張しながらも打ち解けモード。
ヴィオラが率直に素敵なお屋敷だけれども、なんとなく寂しい人の気配を感じないと感想を述べると侍女たちはシュンとなる。
何年も女主人のいないお屋敷、そして別棟に入り浸りの旦那様。
誰も住んでいない立派なお屋敷をただ綺麗に保つだけの使用人たちのことを思い、ヴィオラは一大決心。
「私がお屋敷をよみがえらせてみせますから!」
その方法はいたってシンプル。
ヴィオラは侍女と同じ服を来て一緒に作業を始めることに。
(使用人さんたちの技術を伝授してもらいたいと思ってたんですよね〜
もしお屋敷を出ていくことになってもきっとやっていきます!)
手に職もつけられるので楽しい(笑
使用人たちと一緒に掃除、庭のお花調達、洗濯、料理をしていき、交流を深めていきます。
庭師長・ベリス(黒髪長髪・むっつり)と料理長・カルタス(ナンパ師的)もここで初登場。
またたくまに1週間が過ぎ、毎日使用人とともに働いて動いていることに充実感を得ていたヴィオラ、出張でいなくなってた旦那様が帰ってくるということで、慌ててダリアたちに着替えさせられます。
挙式以来、お屋敷に足を運んでなかった旦那様は、屋敷の雰囲気がいつもと違うことに気づきます。
が、姿を見せたヴィオラに一言挨拶をしただけで、速攻で失礼していきます。
「早く別棟へ戻りたいもので」
どうやら留守の間の報告をロータスから受けるためのものなので、これからも帰られたらお屋敷に顔を出すらしいので、その際にヴィオラ(着飾りバージョン)でお出迎えすれば良いこと、使用人に混じってアレコレしているのは旦那様には内緒ということをロータスと打ち合わせします(笑
次の日、庭師長ベリスにお花をもらいに訪れたヴィオラとダリア。ベリスの姿を探して温室の外にある森っぽいところをのぞいてみると、そこには別棟のテラスにあるソファーで膝枕をしてもらっている旦那様の姿が。
膝枕の相手はもちろんカレンデュラ様。
初めて見る姿にヴィオラは
「とっても妖艶な美人さんですね〜!」ボンキュボンて感じです!
そして旦那様の甘えている姿をププーと笑う様子に複雑な様子のダリア。
跡目様と期待されて育てられ、誰にも甘えられず過ごした結果、爵位に見向きもしないカレンデュラに、自分そのものを受け入れてもらえてすっかり溺れてしまった…しかも百戦錬磨のカレンデュラなので初心(うぶ)な旦那さまを手玉に取ることもきっと容易だったのでしょう……とダリア談。
ヴィオラは
私は別に旦那様を好いているわけじゃないですから
とダリアに言ってしまいます。
やはり…と思うダリアに、対し、ヴィオラは「そこまで想えるのは素敵」と話し、使用人たちとこうして暮らしているのが楽しいとまで言ってしまいます(笑
それは方向性がずれているような…とたじろくダリア。
そんなこんなで1ヵ月が経ち、使用人さんたちとすっかり馴染んだヴィオラは使用人ライフを絶賛満喫中!
先代の奥様がお輿入れの時に持ってきたものの使われなくなった家具を発見して、再度サロンに使おうとロータスとダリアに相談しに屋敷内をウロウロしていると……
「ねぇそこの貴女!貴女に言ってんのよロータスかダリアを呼んで頂戴!」
カレンデュラが登場!!
第3話
以降、随時アップしていきます!
第4話
第5話
第6話・お飾りの妻演じきります!王宮夜会〜前編
第7話・お飾りの妻演じきります!王宮夜会〜後編
漫画「誰かこの状況を説明してください!」1巻の感想やネットの声
随時掲載していきます!
まとめ:「誰かこの状況を説明してください!」説明してみましたよ!
- 主人公ヴィオラはあっさりと契約の妻をこなしていく
- 貧乏貴族だったこともあり、家庭的かつ質素で自ら家事をする生活が好み!使用人とも仲良くなり、サーシスの両親にも気に入られる
- サーシスに何の興味も見せず、契約どおりなヴィオラにサーシスは面食らう
- 屋敷も両親も良くなるのを目の当たりにしてヴィオラに惹かれるサーシス
- カレンデュラは面白くなくなってくる
- ヴィオラが思わず「旦那様(サーシス)が逃げ出したくなる気持ちも分かる」と言ってしまったことで、サーシスの心は持って行かれる!
こちらの記事は随時更新してきます!
それでは!