人気漫画&アニメ『日常』で、はかせの名字「東雲」(しののめ)と、なのたちが通っている高校の校長先生の名字が「東雲」(しののめ)と判明しています。
はかせの親が校長なのか?それとも孫と祖父という関係なのか?についてまとめました。
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【日常】はかせの親は校長?
アニメ日常26話(最終回)で校長の名字が「東雲」
はかせと校長の名字が同じ「東雲」と確定した場面があります。
アニメ『日常』第26話(最終回)の『校長と教頭』の一幕。
自分の銅像があった場所に、教頭の銅像が建っていて、動機息切れが激しい校長の元に、教頭が立ち寄ります。
教頭「あれ~?おかしいですねえ」
校長「教頭!」
教頭「これは以前、私が校長の玉座にいた時の銅像ですねえ。
教頭「おかしいなあ。ここには、しののめ校長の像がないとおかしいのに。」(ニヤ)
アニメ日常の最終回のここにきて、初めて校長の名字が「東雲」と判明する瞬間です。
アニメ日常でのはかせと校長の関係
アニメ『日常』では、はかせと校長が直に会話したり、ましてや面会した場面は一度もありませんでした。
また、なのが高校に通えるようになった際、はかせはただ「高校に行けるよ!」とだけ説明しています。実際に高校側とどんなやりとりがされたかは一切アニメでも語られていません。
その点を踏まえると、はかせと校長が親子関係にある可能性はとても薄いです。
【日常】はかせと校長は孫と祖父の関係?
では、はかせと校長の年齢的に、孫と祖父の関係なのでは?という可能性が高そうにみえますがどうでしょうか?
はかせと校長の関係は公式でも明確化されていない
実は、はかせと校長の名字が「東雲」で同一というのは
アニメ先行での設定となっています。
アニメ最終回当時の原作漫画では、はかせ・校長の名字が同じ東雲姓であることは一切触れずにストーリーが進行していました。
制作サイド側でのはかせと校長の裏設定がある?
唯一、はかせと校長の名字について語られているのが
「日常大百科(アニメ公式ガイドブック)」
での一文です。
石立:「このネタが原作で使われるかどうかはわからないんですけど、校長先生の名前が「東雲」っていうんですよ。だから、実は……」
記者:「東雲研究所と何か関係があるのか?という……」
石立:「校長とはかせは関係があるらしくて、だからなのが簡単に入学できたのかなと、僕ら(スタッフ)は考えているんですよ。その辺りを今後どう料理していくのか?というのは、僕らが知らされていない部分です」引用:「日常の大百科」p186(スタッフ座談会)
このことから、設定として「名字は同じ」というのは間違いはありません。
外見・年齢的な要素を考えると、一番しっくりくるのは「祖父・孫」の関係です。
祖父と孫の関係であれば、なのを時定高校に入学・編入させることもスムーズに話が付きやすいのですが…
しかし、校長とはかせが、おじいちゃんと孫という設定なのかというと、一概にそうともいえない「日常」の作品があります。
【日常】はかせと校長は親戚であることは確定?
はかせと校長は親戚でも特別親しくない関係?
実は日常シリーズの中の『日常の小説』という作品内で、パロディという形で、はかせと校長が出くわしている場面があります。
「日常のむかしばなし」(P92~)という作品内で、日本の昔話・桃太郎を
主人公・ももたろう=はかせ
さる=麻衣
で演じているのですが、日常のむかしばなし・桃太郎のストーリー内で、ももたろう役のはかせは、犬役の校長と出会います。
以下がそのシーンです。
さて、さるをお供にしたももたろうが、元気良く鬼が島に歩いて行くと、その途中で、今度は犬が現れました。
「……!」
「……!」
しかも、戦っています。
しかと、戦っています。
いぬ役の校長先生が、役をほっぽり出して、しかと戦っています。校長先生、出番ですよー!
あまりにシュールすぎる場面です。
また、物語の視点もメタ的になっています。
「な、なんでしかと戦っているのー!?」
このおじさんが校長先生だと知らないももたろうは、あわてるばかり。
たしかに、街中でいぬとしかが戦っていたら、誰だってびっくりします。
ももたろうであるはかせは「しかと戦っているおじさんが、学校で鹿と戦っている校長先生だと知らない」と描写されています。
はかせのとんでもない性格を踏まえると、実のおじいちゃんが鹿と戦う変な人であるとすれば逆に驚かないのではないでしょうか…?
そう考えると、遠い親戚のおじいちゃん、と考える方が自然に感じられます。
もしかして「東雲グループ」「東雲財閥」といった大きい組織があって、親族・親戚も多い=遠い親戚・血筋にあたるのかもしれません…。