iPhoneにはコーティングがされていて傷や汚れがつきにくい仕様になっています。それでも毎日使っていると指紋等の皮脂汚れがつきますよね。
「コーティング」=塗装がされているので、「スマホコーティングが剥がれてしまうから拭き過ぎは良くない」「iPhoneやApple製品はアルコールや市販の除菌シート、お掃除シートで拭くとコーティングがとれてしまう」「スマホ製品はウェットシートで吹いてはダメ」といった話も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そこで実際にスマホコーティングがされているiPhoneほかスマートフォンは毎日拭くのは大丈夫なのか?アルコール成分を含んだ除菌シート・ウェットシートでスマホ掃除をしても良いのかどうかをまとめました。
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スマホコーティング・毎日拭くのは大丈夫?
基本的には毎日拭くのは大丈夫だが…
結論から言ってしまうと、過度な圧力・力で無理にこすらずに拭くのであれば毎日拭くのは大丈夫です!
過度な力でスマホを拭くのはスマホコーティングの膜を傷つけ破損=コーティング剥がれの原因になり得ます。
柔らかい布で優しく拭くのはOK!
ファイバー素材の柔らかい布で優しく拭き上げましょう。
布の硬い繊維等でコーティングの膜を傷つけたり剥がしたりしないようにするためです。
メガネ抜き用の布などはスマホを拭くのに適しています。
スマホコーティングにアルコール除菌シートで手入れできる?
極力アルコール等の化学物質は避けるのが良い!
iPhone には耐指紋性撥油コーティングが施されています。洗浄用品や研磨剤を使うと、コーティングがはがれ、細かい傷が付くおそれがあります。
引用:Apple公式サイト
スマホコーティングは時間による劣化と物理的な劣化があります。
簡単にコーティングが落ちるものではないものの、アルコールや洗剤といった化学物質で劣化が早まることがありますので、極力避けてスマホを拭いたり掃除をする方がコーティング持ちは良いです!
Apple公式では「アルコール除菌シートOK」
iPhone のお手入れに消毒剤を使っても大丈夫ですか?
70 % イソプロピルアルコール含有ワイプ、70 % エチルアルコール含有ワイプ、クロロックス除菌ワイプ (Clorox Disinfecting Wipes) を使い、iPhone の外表面を優しく拭き取る分にはかまいません。漂白剤 (ブリーチ) や過酸化水素を含む製品は使わないでください。開口部に湿気や水分が入り込まないようにご注意ください。また、洗剤類の中に iPhone を浸さないでください。引用:Apple公式サイト
Apple側としては「優しく拭き取る分にはアルコール除菌シートでiPhoneを拭いても大丈夫」と発表しています。
ただし、先述のとおり「優しく拭くこと」が大前提なので、過度にこすりすぎたり力を加えて吹き上げるのはコーティング剥がれにつながるのでやめましょう!
アルコール除菌シートなどでのスマホ掃除は毎日ではなく週1回や月1回など、iPhoneの汚れと状態に合わせてむやみに回数を多くしないで使うと良さそうですね^^
スマホコーティング後の正しいお手入れ方法は?
iPhoneそのもののコーティングに対してのお手入れとともに、専門店でのスマホコーティング後の正しいお手入れ方法をまとめました。
スマホコーティングを長く保つ正しいお手入れ方法の基本
- ケーブル類をすべて外しiPhone の電源を切る
- 糸くずの出ない柔らかい布 (レンズクロスなど) を少し湿らせて吹き上げる
- 開口部に湿気が入り込まないように注意する
- 洗浄用品やエアダスターは使わない
コーティング剥がれを防止するためにも優しく、かつ余分なものは含まない柔らかい布で拭くのが基本となります!
補足:スマホコーティングはどのくらい持つ?
目安は1~2年
耐久性は約2年、抗菌効果は約1年となります。ガラス被膜は剥がれる性質のもではありませんので長くご使用いただけますが、微細な傷でもガラス割れの原因になりますので定期的なコーティングをお勧めいたします。
引用:スマホコーティング「G-PACK」よくある質問
スマホコーティングを行っている専門店によって、スマホコーティングの性能をうたっている内容が違いますが、「G-PACK」のスマホコーティングでは
耐久性:2年
抗菌効果:1年
となっていました。
ガラス被膜なので年単位で長持ちするようですね!
同様に購入直後のiPhoneも同様と考えられるので1~2年がコーティングの効果がなくなる目安とも言えます。
まとめ:スマホコーティング後のお手入れ方法は守ろう!
スマホコーティングは日々のちょっとした注意(こすりすぎない、アルコール除菌シートはここぞの時だけ使う等)を積み重ねていくと長期間にわたり保てるもの。
基本のスマホの拭き方・お手入れ方法は守りながら大事にしていきましょう!