青鬼の正体とは?考察&解説(ネタバレあり)

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「青鬼」とは、RPGツクールというプログラムで作成されたPC用の無料ホラーゲームです。このゲームでは、プレイヤーは正体不明の「青鬼」から逃れながら、閉じ込められた洋館を探索します。そのシンプルながらも緊張感のあるゲームプレイや、青鬼の異様なビジュアルや存在感、そして謎に包まれた要素が注目を集めました。

プレイ動画がニコニコ動画やYouTubeなどの動画配信サイトにアップロードされたことで、特に若い世代の間で話題になりました。その後、小説や漫画の刊行、実写映画化も行われ、続編も公開されました。

しかし、未だに明らかになっていないのは「青鬼」の正体です。これまでの展開から、「元は人間だった」という説が有力視されていますが、その生い立ちや出自、この謎めいた存在の正体について、プレイしたことのある方々に考察していただくことにしました。

 

 

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目次

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青鬼の正体についての考察とその理由

ゲーム内では青鬼の正体について明確な描写はなく、謎めいた存在として描かれています。しかし、ゲーム中にはその正体を示唆するヒントが存在します。

青鬼は元人間の可能性大

青鬼が元は人間である可能性が考えられます。なぜなら、青鬼に襲われた仲間たち全員が青鬼化しており、彼らの顔に似た青鬼が登場するからです。特に、美香は喰われた後に敵として登場します。

また、卓郎も特定のルートで最初は人間の姿で登場しますが、後に人間ではなくなります。これは卓郎が襲われて青鬼化した可能性があることを示唆しています。また、初代の洋館内が綺麗に保たれていたことや、青鬼の襲撃理由に関しても複数の説があります。

青鬼の友人が青鬼化

さらに、最新作では青鬼の友人が青鬼化していたため、先生が人間を餌として誘き寄せる描写があります。このことから、先生が青鬼について何かしらの情報を知っている可能性が示唆されます。小説版では、青鬼の正体が遺伝子治療の失敗によって青鬼化した生物学者の娘であることが明らかにされていますが、ゲーム本編とは世界観が異なるため、参考程度に考えるべきです。

また、サウスパーク編では青鬼が僅か1体登場し、通常編とは異なる世界観が示されます。青鬼は元々仲間がいたが、人間に抹殺された可能性がありますが、この仮説は一部の情報と一致しません。

サウスパーク編は通常編とは異なるキャラクターデザインなどがあり、世界観が異なるため、参考にする際は注意が必要です。

青鬼シリーズの正体の考察を網羅

青鬼の正体について、これまでの作品から考察してみました。

未プレイの方はネタバレが含まれる可能性がありますので、ご注意ください。

「青鬼」はPCゲームとして広く知られ、小説などにも展開されています。ネット上では様々な推測がありますが、その真相は依然として不明です。

現在ネット上で言われている青鬼の正体に関する説の一つに、「元は人間だったのではないか?」というものがあります。これは、館がきれいに保たれていることや写真を大切にしていることから導かれるものです。実際、写真を認識する行動は人間の特性に似ています。この説は小説版でも採用され、生物学者の娘が遺伝子治療によって青鬼化したとされています。

また、青鬼に食べられた人間が青鬼化するという説もあります。これは、有名なゲーム「バイオハザード」のゾンビ化と似た考え方です。しかし、青鬼はサウスパーク編で話すことがあります。その内容から、青鬼と人間は異なる世界の生物であることが示唆されます。また、「誰に頼まれた」という言葉から、青鬼が何かの存在によって地球に送り込まれた可能性が示唆されます。

サウスパーク編では、警官が青鬼を倒しますが、これは青鬼が世界的に認知されている存在であることを示しています。青鬼は魔女やヴァンパイアと同様の生物である可能性があります。かつては複数の個体が存在したかもしれませんが、数が減少した可能性も考えられます。

青鬼の正体が元人間の理由3つを解説!

青い怪物、青鬼の正体に迫る謎に迫ります。青鬼の正体が元は人間だったと考えられる理由を3つ紹介します。

理由1:仲間が全員青鬼化!

青鬼のゲーム内で示唆されるヒントには、襲われた仲間が次々に青鬼化していくというものがあります。ゲームプレイ中、仲間が青鬼に変化する描写があります。襲われた仲間の髪の色が青鬼と一致していることから、彼らが青鬼化した可能性が高いと考えられます。

理由2:失敗した治療薬による青鬼化!

青鬼シリーズでは、研究や実験が頻繁に行われている描写があります。特に小説版では、治療薬が失敗し、人間が青鬼化したというエピソードがあります。他のシリーズでも実験が行われている描写があり、治療薬の失敗による青鬼化の可能性が示唆されています。

理由3:人間の特徴が残っている!

青鬼の外見は人間とは異なりますが、二足歩行や人間らしい顔の特徴を持っています。また、身体の比率や形状も人間に近いものがあります。これらの要素から、青鬼は元は人間だった可能性が考えられます。

青鬼の正体に迫る3つの理由を紹介しましたが、謎はまだ残されています。

ゲーム青鬼シリーズ別での考察

PC版・スマートフォン版の青鬼について、考察してみましょう。

現代では、ほとんどの人がスマートフォンを持っています。そのため、青鬼のゲームも手軽に楽しむことができますし、多くの人々がアプリをダウンロードしていることでしょう。

PC版とは異なる点や明らかになっていることはあるのでしょうか…

PC版「青鬼」の正体

青鬼のPCゲームでは、主人公たちが誰もいない館で青鬼に襲われるというストーリーが展開されます。

このストーリーには2つの興味深いポイントがあります。まず、館が誰もいないにも関わらず清潔であること、そして青鬼が写真を持っていることです。

誰もいない館が清潔であることは、普通ではありません。これに加えて、青鬼がなぜ写真を持っているのかという疑問もあります。

多くの人々は、館が清潔であることと青鬼が写真を持っていることから「館の住人」説を提唱しています。また、シリーズごとに実験や研究の描写が登場するため、「実験が行われていた説」も注目されています。

 

スマホ版「青鬼2」の正体

スマートフォン版のゲーム「青鬼2」では、物語の舞台が廃校に変わります。怪しい噂の立つ廃校へ足を踏み入れた主人公たちは、何者かによって牢屋に閉じ込められてしまうという出来事が起こります。

この作品では、特筆すべきは先生という登場人物の存在です。先生は主人公たちを追いかけて廃校に入り、そして一緒に閉じ込められてしまいます。彼は廃校を熟知しており、隠し扉なども知っていることから、彼が黒幕ではないかとの考察がなされています。

この考察に注目すると、先生の過去の話が重要になります。彼は友人が青鬼になり、自分だけが生き残った過去を持っています。そのため、彼は友人たちへの贖罪として、人間を青鬼に差し出しているということが判明しています。

さらに、青鬼はもともと廃校に存在していたことも明らかになります。この事実から、先生は友人たちへの贖罪行為を行っていたため、彼が黒幕ではないことが示唆されます。

しかし、青鬼の真の正体については依然として謎のままでした…

 

スマホ版「青鬼3」の正体

「青鬼3」では、女の子の強い憎しみが物語に関わっている?

青鬼の謎はいまだ解けず…

「青鬼3」では何かが明らかになるのでしょうか…

物語は、主人公たちが修学旅行からの船旅で偶然出会った女の子とその母親とともに、荒れ狂う波にさらわれ、無人島にたどり着くところから始まります。

この島は青鬼の潜む「青鬼島」でした。

主人公たちがたどり着いた島には、遊園地、病院、大邸宅、浸食された洞窟、そして古い寺院の5つの場所があります。

古い寺院で主人公たちは100年前のアルバムを見つけますが、その写真には女の子と母親が写っていました。

実は、この女の子は100年以上前に島に監禁され、青鬼の実験体となり、青鬼化してしまったのです。

過去の写真に写っている現在存在しない女の子と、彼女の青鬼化から、青鬼の実験が行われていたことが推測されます。

青鬼の実験が失敗し、島が青鬼に支配されたと考えられます。

女の子は主人公に「ずっと、一緒にいようね」と告げ、青鬼へと変貌していきます。

彼女は幼いながらに実験の被験体となり、青鬼になった後もこの島に留まり続けています。

彼女の一言には、主人公たちへの深い憎しみが込められているように思えます。

スマホ版「青鬼X」の正体

物語は、主人公たちが封鎖されたトンネルの奥に位置する「アオガミ様」と称される村に足を踏み入れることから始まります。

この村では、天災がアオガミ様の怒りによって引き起こされると信じられています。

アオガミ様の怒りを鎮めるために、生贄が捧げられる風習があり、主人公たちはその生贄にされそうになります。

ゲームの目的は、主人公たち全員を村から脱出させることで、それが達成されればクリアとなります。

村の近くにある北の洞窟では、青鬼に関連する研究が行われていた痕跡が見つかります。

その洞穴から発見された研究者の手記には、青鬼が創造された可能性が示唆されています。

 

小説版「青鬼」の正体

青鬼の小説版では、物語の舞台は館です。

その中には青鬼が隠れています。

この小説では青鬼の正体が明かされます。

それは、20年前に館に住んでいた病気の娘を救えなかった生物学者であると描かれています。

彼は娘の病気を治療しようとしましたが、その試みは失敗に終わります。

この小説から考えると、青鬼の正体は「人間」である可能性があります。

また、知恵袋では青いインクが体に染みついているという説もありました。

これにより、青鬼の正体が「人間」である可能性が強まっています。

映画版「青鬼」の正体

青鬼の実写映画版について考察していきます。

これらの映画では、青鬼の正体がはっきりと示されているわけではありません。

しかし、演出を通じて青鬼の正体がほのめかされているようです。

それでは、詳しく見ていきましょう。

 

第1作「青鬼‐アオオニ」の正体

第1作目では、主人公たちは青鬼が潜むジェイルハウスを訪れ、そこで閉じ込められるという展開から始まります。

映画では、青鬼が主人公の1人が作ったゲームのキャラクターと同じであるという興味深い演出が注目されています。

この設定により、主人公は場所や扉の位置など、ゲーム内での知識を活かして行動します。

このことから、主人公の作ったゲームから具現化した怪物である青鬼が、映画の中で登場していることが示唆されます。

しかし、第1作目ではこの点までが描かれており、青鬼の正体についてははっきりとは明かされていません。

 

第2作「青鬼Ver2.0-アオオニ」の正体

映画第2作目では、主人公たちが館に閉じ込められる場面から物語が始まります。

その館は、主人公たちが遊んでいたゲームと酷似しており、青鬼が潜んでいます。

館内では、青鬼だけでなく主人公の友人の霊も現れます。

驚くべきことに、主人公が遊んでいたゲームは、友人が作ったものだったのです。

友人の霊や友人自身が、主人公に対する恨みを持っているかのような演出があります。

この作品では、青鬼だけでなく幽霊にも襲われる場面が描かれています。

主人公と友人たちの恐怖や復讐心が、ゲームとして現実世界に具現化したのではないかと思われます。

映画第1作目と同様に、青鬼の正体が明らかにされることはありませんでしたが、人間の感情がリアルに表現されている作品として注目されています。

アニメ映画版「青鬼 THE ANIMATION」の正体

アニメ映画版の青鬼では、正体が明確に描かれています。

この作品では、主人公たちが学校でフリーゲーム「青鬼」と似た妖怪を調査し、その過程で学校に閉じ込められるという展開から物語が始まります。

映画の中で、謎の植物である桔梗の花が人間を変異させる妖怪であると説明され、ある人物の父親がその変異した姿が青鬼であるとされています。

この妖怪が人間を変異させる能力を持っており、その結果として青鬼と呼ばれる存在が現れることから、青鬼の正体が元は人間であると推測されます。

まとめ

青鬼の正体に関するストーリーは、シリーズによっては明確に語られるものもあれば、謎めいたままのものもあります。

しかし、明かされたストーリーの中で最も一般的なのは、研究や実験が失敗し、人間が青鬼に変異したというものです。

全てのシリーズでこの説が確認されたわけではありませんが、この説が最も有力なのではないでしょうか。

青鬼の正体がすべてのシリーズで明かされていないことから、プレイヤーや読者はますます青鬼の謎に惹かれ、シリーズを追いかけることになるかもしれません。

今後の青鬼シリーズがどのように展開され、青鬼の正体がどのように明らかにされるのか、楽しみにしています。

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