お経を書き写したりするような和風のノートの名前をなんと呼ぶのかを調べてまとめました。
目次
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お経を書くようなノートの名前は何て言う?正式名称はある?
折り本・折本(おりほん)
横に長くつなぎ合わせた紙を一定間隔で折り畳んで作った蛇腹状の本のことを「折り本(おりほん)」と呼びます。
装丁されていたり、蛇腹状の紙になっていることを一概に「折り本」ともいったりするので、折り本と呼べば間違いはありません。
お経を書くようなノートの名前や呼び名は他にもある?
納経帳(のうきょうちょう)
お寺などを参拝した際に、お経を書いてもらう手帳でもあるので、この呼名でも間違いありません。
御朱印帳(ごしゅいんちょう)・朱印帳(しゅいんちょう)
納経帳も御朱印帳も実は同じ手帳といっても差し支えありません。
御朱印帳も同じような手帳を用いているためにあながち間違いでもありませんが、サイズ感や用途がしっくりこないという理由もあり、蛇腹状の和風手帳をなんでも「御朱印帳」と呼ぶのは難しいところです。
人によっては、納経帳と御朱印帳を区別している人もいます。
集印帖
お経を書くようなノート・その他の呼び方
蛇腹(じゃばら)ノート
見たままを読んだ状態です。
一部の仏具店ではネット購入の際に「お経を書くようなノート」の名称がよくわからないお客のために「蛇腹ノート」で検索するとヒットするように配慮している店舗もあります。
アコーディオンノート
海外では蛇腹折りのノートのことを楽器のアコーディオンに例えて「アコーディオンノート」と呼ばれています。
まとめ:何も書かれていないのであれば気にしない!
中にお経が印刷されていたり、既に御朱印があったりするのであれば、その用途にあった呼び方をしなければなりませんが、無地・まっさらなものであれば、何と読んでも間違いではありません。
- 折り本
- 御朱印帳
- 納経帳
のどれを言っても間違いではないですが、一番無難なのが「折り本」という呼び方です。