浅見光彦殺人事件のあらすじと原作ネタバレ比較!続編の可能性とキャストは誰?

      2018/04/04

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原作とドラマの違いは?

あらすじだけを見ると、登場人物の名前からあらすじまで、ほとんど同じです!

まずは冒頭の衝撃のシーンから……まさか!?浅見光彦が殺人を!?

特に大きな違いをピックアップしましたが…結構ありました(汗

  • 詩織の父の殺害方法は「絞殺」
  • 内田康夫センセ(伊東四朗)が浅見家に登場!
  • 光彦の母は旅行中で不在、光彦の探偵自粛をきつく指示している(伏線のため)
  • 探偵自粛の理由は「この間解決された事件がマスコミに取り上げられてネットで拡散」されたため(犯人の動機等の伏線)
  • 序盤から「山川ゆういち」という不審な男の名前が出て来る
  • 江田島紡績合併反対派の社員が殺された&合併のために動いていたのが詩織の父(殺される動機あり)
  • 冒頭ですぐに詩織は「トランプの本」を持ち出す。
  • 浅見の務める出版社と詩織の母は関係性がある(詩織の母は小説・紀行文を書く、寺沢先生と呼ばれている)詩織の父が殺されたこと、詩織のことを編集長から光彦は聞かされる(詩織に近づくための伏線)
  • 詩織と部下の野木は元恋人関係
  • 詩織の両親の結婚式が柳川。成都物産の福岡支社で一緒。父が東京本社へ異動になって移住、母は小説を書き始めた。ガンが発覚して3ヶ月で亡くなった。
  • ダイヤのクイーンが表紙、というヒントが序盤で詩織の口から警察・父の会社の人達、伯父夫婦に知らされる。

  • 序盤から光彦は浅見家の事情(兄が警察関係者、居候、お手伝いさんが居る等)を自ら詩織に伝えて浅見家・警察に連絡しないよう忠告する。
  • 詩織の自宅の鍵が空いていて、書斎が酷く荒らされている
  • 伯父夫婦は偶然宮島へ旅行で、父が亡くなったときにすぐに詩織の元へ駆けつけれた状態。
  • 事件の最中、添島は成都物産の新社長に昇格。
  • 野木は福岡支社へ。
  • 野木は交際を迫っているが、父から娘を頼まれた等は嘘。
  • 野木からの絵葉書ではなく「手紙」ホテルOHANAの便箋、柳川、観光客の女性が手にしていた、と具体的な謎をほのめかしている。
  • 「トランプの本」がなぜ今まで見つけられなかったのか等のエピソードは大部分カット
  • 野木は失踪前に添島と食事をしていた。
  • 不審な男・山川は、詩織の前に現れることはない。
  • 変死体はなく、遺体発見=野木と判明、現場へ広島県警の刑事とともに浅見も同行、大きく転んでズボンを汚す(伏線のため)
  • 原作のロマンス部分は、柳川の屋外で(坂道のアポロン)ホテルOHANAの部屋に浅見を招き入れる。

  • 柳川探索を詩織・浅見の2人で行う。
  • 広島県警が下川健一の存在を知るのと、「思ひ出」の本が書斎にないことはほぼ同じタイミング。
  • 詩織は警察にみはられていることに自ら気がつく
  • 伯母の方から「この間、物取りがあったでしょ?あなたのお母さん仏壇の中にへそくりを隠していたようなの」と詩織に電話をかけてくる
  • 「思ひ出」に貼られた写真について詳細を語らないで物語が進んでいく。アップで写真をみせる場面もないまま進行(伏線のため)
  • 伯母が「思ひ出」を持っていたのは、詩織の母が直接持っているように頼んだ。
  • 下川健一の幼少期からの足取りを浅見が追って孤児院へ。
  • 下川の母は幼少期に住んでいたアパートで自殺。
  • 下川の生い立ちから、この時点で添島が「足長おじさん」ということを浅見は言い当てる。
  • 詩織は両親のアルバムから結婚式当時の写真に「思ひ出」に貼られていた写真の親子……母の友人と、若かりし頃の添島と気がつく。
  • クライマックス間近、詩織と浅見は申し合わせて2人では会うことはない。
  • 別荘で浅見(偽物)と添島が対面する。
  • その場面に詩織も立ち会う。
  • 添島が詩織を刃物で殺そうとするものの浅見(偽物)がかばって刺され、死亡する。
  • 詩織、添島に崖に追い詰められるが、広島の刑事と浅見(本物)も駆けつけて、そこで全てのネタばらし。

  • 下川(浅見光彦の偽物)は添島が父であることを知っていて慕って犯行に及んでいた。
  • 「思ひ出」の親子の写真は、添島の元恋人かつ親友・純子が直接詩織の母に送っていた。
  • 詩織の母は添島をゆすっていない。
  • 実際の詩織の父は人格者で合併吸収されてリストラになりかけた人々を救っていた。
  • 下川が持っていたネクタイピンは添島の物で幼少期に自殺した母親が握っていたものと思われる。
  • 親子の写真は殺人の証拠写真でもあった。
  • 詩織の母が大事にしていた「思ひ出」の最後のページに家族に対する文章が書かれていた
  • 後日談がある(「浅見光彦殺人事件」を内田康夫さんが発売しようとしている、偽物の方が女性にモテる、まだ旅行中の母の声の幻聴が聞こえる等)

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浅見光彦、本物役も偽物役も、中村俊介が演じた!

ドラマ版では、ヒロイン詩織ではなく、視聴者を欺く形の叙述トリックに大幅変更されていました。

 

・原作では不審者(本物の浅見)と詩織が対峙する場面があったが、ドラマ版ではなくした

・齟齬がないよう、要素で伏線を張るシーンを入れた(服を汚したので同日の浅見の服装が違っていてもおかしくはない、ネクタイピンという小物や「警察を信じるな」という本物の浅見らしからぬ些細な言動)

 

なので、本物の浅見光彦も、偽物の浅見光彦(整形した下川)も違和感なく中村俊介さんが演じることができた、というわけです。

これは脚本家の腕前に脱帽です!!

 

しかしながら、あまりに馴染みすぎてメリハリがなかったために、うちの母は

「なんかねぇ〜……ハッキリしないわねぇ。分かりづらかったわ!」

とスッキリしない様子。

クライマックスに近づくにつれて、もっと「違和感」を織り込んでも良かったように思います。

 

光彦の母・野際陽子さんは『遠い外国へ旅に出ている最中』


野際陽子さんは最初と最後に過去の映像加工で登場されました!

家に居ない理由も「探偵ばかりやっているドラ息子、浅見家の人間たるもの、マスコミに晒されるなんて!愛想が尽きた!」と海外旅行中に絵葉書で探偵業をするなと光彦に釘を刺してきます。

最後は内田センセが雪江が日本に居ない間に「浅見光彦殺人事件」の出版をしてしまおうとたくらんで浅見家で談話をしていると、雪江がいつも光彦をたしなめているあの声、あの姿が……しかしながら幻聴のようで皆、なんだかんだで母の帰りを楽しみにしているのだと話すお手伝いさん。

光彦の母・雪江らしい、もとい、野際陽子さんらしい演出でした!

 

ヒロイン詩織役に上原多香子は向いていた!?


ドラマ版では、ヒロイン詩織の性格や人間関係に若干の修正がかけられていました。

  • 母が亡くなったときにそばに居た父の部下・野木に流れるように男女の関係を持つ
  • 父の事件で悲しみや不安から流れるように浅見(偽物)と男女の関係に……?

というように、流されやすい女性、寂しい女性像になっていました。

なんだかんだで適役だったのでは……と思ってしまいました(汗。

 

まとめ:最後かもしれない、だから思い入れが強すぎて……



いかがでしたでしょうか?

長編のネタバラシなのと、フジテレビだけとはいえ一応最後となる中村さん卒業回の作品と思うとつい力が入ってしまいました。

 

ここまで通読してくれた方、本当にありがとうございます!

 

それでは!

 

今回のドラマの原作はこちらの本です!

 

 

ドラマで登場した北原白秋「思ひ出」についてはこちらのサイトで!

 

 

こちらの記事を書いていたころは、まさか……こんなことになるなんて。

中村俊介が浅見光彦シリーズ卒業はなぜ?次の俳優役者は誰なのか?

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