十津川警部シリーズ5は京都嵯峨野殺人迷路!原作との違いは舞台や犯人?

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TBSのドラマ特別企画「西村京太郎サスペンス・十津川警部シリーズ5」が2018年4月9日(月)夜8:00から放送されます。今回のタイトルは「京都・嵯峨野心中」。ドラマ版と原作のあらすじの違いを比べてみました!

 

追記:

リアルタイムで原作との違いをまとめ中!すぐに楽しみたい方こちらへワープ!!

原作との違い!まとめてみました!

 

原作とじっくり比較したい方はこちらの記事がオススメです!

十津川警部シリーズ5京都嵯峨野殺人迷路の原作ネタバレ!ドラマとの違いは?

 

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目次

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ドラマ十津川警部シリーズについて

どうも、サスペンス・ミステリー系2時間ドラマ大好き、三神かな子です。好きになったのは母の影響だとしか思えない(笑)。小さいころから母が片平なぎさや船越英一郎、山村紅葉を観てたのを見て育ったからですよ……。

 

とまあ、早速、今回の話題に触れる前に、簡単に十津川警部シリーズについて紹介。


十津川警部シリーズというのは、作家・西村京太郎さんの推理作品の代表作。警視庁刑事部捜査一課の十津川省三警部を主人公とする一連のシリーズ作品。

鉄道ミステリー、時刻表トリックといえばこのシリーズ!というほど有名です。

 

十津川警部シリーズも各放送局が2時間ドラマ化しているのだけれども回数多く定番化されているのがTBS。

宝田明さんからはじまり、若林豪さん、渡瀬恒彦さん、そして現在は内藤剛志さんへと主役が受け継がれて継続して放送されています。

 

他局でも色んな俳優さんで放送はされていて、個人的には印象に残っているのが高橋英樹さん(テレビ朝日)。渡瀬恒彦さんと甲乙つけがたい……。戸塚川警部の相棒ともいえる亀井刑事役といえば伊東四朗さんの印象が強いので、やはり渡瀬恒彦さんに軍配が上がるかなあ。

あと若林豪さんはどちらかといえば、山村美紗サスペンスの「狩矢警部」のイメージが強いので(悩)。

 

皆さんのベスト・オブ十津川警部も教えてほしいです。ぜひコメント欄にてご意見お待ちしております!

 

ドラマ版「京都・嵯峨野殺人迷路」のあらすじ

さて!今回はなんと!3時間ドラマとして放送されます!!

サブタイトルが

 

「京都・嵯峨野心中」

「京都・嵯峨野殺人迷路」

 

と2つ存在します。

「京都・嵯峨野心中」はテレビラテ欄。

「京都・嵯峨野殺人迷路」はTBSツイッターにて。

うーん。どちらが正しいの???

と思ったら「京都・嵯峨野殺人迷路」の方が正式決定みたいですね!

 

ドラマ版のあらすじは次の通りです。

十津川警部はマジメ・一途なイメージだから今回の展開はビックリしますよ!

十津川警部に京都から届いた郵便物。差出人は新宿の高級クラブの若いホステスだ。手紙には十津川と京都で、3日間を楽しく過ごしたと記され、十津川への恋心も綴られていた。だがそれらは全て十津川には身に覚えの無いこと。しかもこの手紙が原因で十津川の妻・直子(池上季実子)が家を出て行ったという。それを知った亀井たちは複雑な心境だ。ホステスと京都旅行をした“ニセ十津川”は一体誰なのか?

数日後、そのホステスが新宿で死体となって発見された。ホステスは行きつけのネットカフェに、男女8人が写った秘密のパーティーの写真を残していた。写っていた女性の一人に話を聞くと、パーティーの最中に恐ろしいことが起こったと怯えながら証言する。
十津川は京都へ行き、死んだホステスとニセ十津川の足取りを追っていると、フリージャーナリストに出くわした。ジャーナリストもパーティーについて知っており、パーティー後に行方がわからなくなった女を捜しているという。そんな矢先、もう一人のホステスも死体となって発見される…。

十津川警部 vs ニセ十津川警部! 敏腕警部の名を騙る危険人物との対決の幕が開ける! パーティーで起こった恐ろしいこととは一体。ホステスが働いていた高級クラブを舞台に、政界や医療関係者が企てるおぞましい事件が次第に浮かび上がる…。

引用:TBS

主なキャスト

 

【警視庁・捜査一課】

  • 十津川警部…内藤剛志
  • 亀井刑事…石丸謙二郎
  • 本多一課長…六平直政
  • 北村警部補…友近
  • 杉本刑事…橋本じゅん
  • 酒井刑事…朝倉あき
  • 清水刑事…岩永徹也
  • 小川刑事…福田陽一
  • 三上刑事部長…西岡德馬

警視庁捜査一課の面々は一新!

まさかの友近さんの配役にはビックリです。

 

【その他】

十津川直子…池上季実子

渡辺敬一郎…津田寛治

桐野佐和子…秋本奈緒美

若杉敏郎…佐藤B作

 

西村京太郎「京都・嵯峨野殺人迷路」「京都・嵯峨野心中」という本は存在しない?

実は西村京太郎さんの書籍に、今回のドラマのタイトルである「京都・嵯峨野殺人迷路」という本はありません。もちろんというか「京都・嵯峨野心中」という本もありません。

「京都 恋と裏切りの嵯峨野」という本はあるのですが、確かにこちらは十津川警部シリーズながら全く別のお話です!今回のドラマの原作を読みたい人は注意してくださいね!

京都 恋と裏切りの嵯峨野 (中公文庫)

 

原作は「草津逃避行」

今回のドラマの原作の正式な題名は「草津逃避行」です。

 

こちらの原作あらすじは以下の通り!

十津川警部宛に届いた一通の手紙。差出人は井岡さつきという女性。そこには草津温泉で十津川と恋人のように過ごした思い出が綴られていた。ところが、十津川には身に覚えがない。さらに二通目の手紙では、さつきが勤めていたクラブのママ・北川悦子の軽井沢の別荘で開かれた秘密パーティでホステスが失踪した事件が書かれ、自らの身の危険を感じたさつきが助けを求めていた。しかし証拠がなく、捜査に踏み切れない十津川。だが一週間後、さつきは毒殺死体で発見された!
さつきとニセ十津川の足跡を追って、十津川は草津温泉へ向かう……。

引用:アマゾン

すっかり同じですね!

 

ドラマと原作の違いはタイトル=ロケ地だけ?

予告編の動画です!

 

ここから以降は、現時点でわかっているドラマ版のあらすじとともに、原作とどこが違うのかを細かく指摘しながら書いていきます!

 

警視庁捜査一課の十津川警部(内藤剛志)のもとに京都から郵便が届いた。

送り主は新宿の高級クラブの若いホステス・井岡さつき(瑛蓮)で、手紙には十津川警部と京都で3日間を楽しく過ごしたと記してあるとともに、十津川への恋心まで綴られていた。

また、数日前に新宿で暴漢に襲われていたさつきを十津川が助けたとあったが、十津川には全て身に覚えの無いことだった。

【ドラマ版と違う原作部分は……】

  • さつきは草津温泉から手紙を送っている
  • 十津川警部と草津温泉で1週間楽しく過ごした記述
  • 新宿で暴漢に襲われたのは数日前ではなく1年前。それがきっかけで十津川警部と1週間の草津温泉で過ごしたことにつながる(十津川警部に関する内容は全て1年前の出来事

 

亀井刑事(石丸謙二郎)と北村警部補(友近)ほか捜査一課の刑事たちは、十津川に限って浮気はありえないと思いながらも、その手紙が原因で、十津川の妻・直子(池上季実子)が家を出て行ったことを知り複雑な心境だ。さつきが十津川と泊まったという旅館に亀井が電話をすると、宿の女将は確かにその二人に間違いないと証言する。ということは、誰かが十津川警部の名を騙っているのだろうか。

【ドラマ版と違う原作部分は……】

  • 奥さんは手紙を目にすることなく、家出していない
  • 北村警部補は登場しない。原作では必要最小限の刑事たちしか出てこない

 


今回は鉄道の出番はなさそうに思います……。

そんな疑問の湧いた数日後、さつきが新宿の自宅マンションで死体となって発見される。

さつきが行きつけにしていたネットカフェへ行くと、事件の前日に使用したというパソコンの裏にSDカードが貼り付けてあった。中身を調べるとパーティー中らしき男女8人の集合写真が記録されていた。

さつきを含めて女性が5人、男性が3人。男は仮面を被っており素性は分からなかったが、調べを進めるとさつきが勤めていた高級クラブのホステスたちとママ、そして常連客だと判明する。

【ドラマ版と違う原作部分は……】

  • パーティー中の写真は存在しない。すぐ高級クラブの店に行き着く

 

店は代議士の若杉敏郎(佐藤B作)や十津川とは旧知の女医・桐野佐和子(秋本奈緒美)など、華麗だがいわく付きの人物も出入りしていた。

さつきの手紙に、別荘での秘密パーティーに参加したところトラブルに巻き込まれたと書かれており、参加したホステスの一人に話を聞くと、この秘密パーティーの最中に恐ろしいことが起こったと怯えながら警察に証言した。

【ドラマ版と違う原作部分】

  • 代議士・若杉敏郎、旧知の女医・桐野佐和子のことが分かるのはもっと後
  • 「恐ろしいことが起こった」と怯えるホステスの話は出てこない

 

十津川は酒井刑事(朝倉あき)を伴って京都に向かう。

ニセ十津川とさつきの足取りを追いながら聞き込みをすると、さつきも何かにひどく怯えていた様子で、ニセ十津川は若い女性を探していたという。

【ドラマ版と違う原作部分】

  • 原作では「草津温泉」が舞台になっているので向かうのは草津温泉
  • 伴う刑事の名前が違う。原作は北条早苗刑事
  • ニセ十津川が若い女性を探していたことがわかるのはもう少し後のこと

 

一旦帰京するもニセ十津川が現れたという知らせがあり、十津川は亀井とともに再び京都へ。そこで不審な男に出くわす。

男はフリージャーナリストの渡辺敬一郎(津田寛治)と名乗る。渡辺は、秘密パーティーのことを知っており、パーティー後行方の分からない女を捜していると打ち明ける。

そんな矢先、パーティーに参加していたもう一人のホステスが死体となって発見される…。

  • 不審な男=ニセ十津川=渡辺敬一郎と出くわすのは「草津の病院」。怪我をした状態。
  • パーティー後行方の分からない女性については渡辺から話を聞く前から警察では確認・調査している最中
  • というか、渡辺はニセ十津川を名乗っていたのは認めたものの、他は一切打ち明けずにウソを付く。「ただ草津が気に入っただけ」とのらりくらりと真相を話すのを交わす
  • ニセ十津川=渡辺が若い女性(行方不明のホステス)を探していたことがわかるのは、渡辺が登場してからのこと
  • 渡辺が秘密パーティーの件について話すまでが結構長い
  • パーティーに参加していたもう一人のホステスが死体となって発見されない

 

……という感じで、ドラマの舞台・ロケ地が草津から京都へ大幅変更!

2時間ドラマ特有の「前半に怪しい人物は全部だしておく!」に則って、話の展開が前の方に詰められているのかな?という印象を受けました。

 

今回の謎・トリックは?

十津川シリーズはサスペンスの部類に入るので、謎解き系を楽しむよりも、ハラハラ・ドキドキさせる流れになっています。

なぜ?どうして?が物語として詰め込まれていて、特段殺人トリックについては皆無といっても良いです。事実確認、なぜニセ十津川が?秘密パーティーの真相とは?といった人間模様の謎で楽しませるタイプの作品です。

 

ドラマのみどころは、京都ロケ地と脇を固める刑事たち!

ドラマ版と原作との違い!まとめてみました

こちらではドラマ版を時系列で、主に原作と違う部分をまとめてみました!

  • 舞台が京都、過ごした期間は3日間(原作では草津で6日間)
  • 手紙とともに井岡さおりの写真が同封されていた。
  • 上着の内ポケットから手紙を見つかって奥さんが出ていってしまう(原作では奥さんは一切出てこない)
  • ドラマでは手紙1通のみ。原作での手紙2通分の情報が詰め込まれている
  • さつきたちは約1週間前に旅行したことになっていて、リアルタイム性がある。原作ではニセ十津川と旅行したのは約1年前。
  • 井岡さつきの殺害方法は絞殺(原作は毒殺)
  • ネットカフェにSDカードと写真の情報を隠す(原作では一切なし)
  • 発見された写真で秘密の仮面パーティーだというのがあからさまに分かる表現がされている
  • 写真が発見された時点で、お店のママの名前も判明する。(原作では一切なし)
  • オリジナルキャラ・十津川の奥さんと顔見知りのクラブのママさんが事件に関わるクラブのママ情報を提供してくれる(原作では一切なし、エンタメ性?尺伸ばしも兼ねた役どころ?)
  • 別荘はクラブのママ所有ではなく、常連客で代議士の若杉のもの。
  • クラブのママ北川は秘密パーティーの存在そのものを否定する。
  • 秘密パーティーに参加したホステスたちから事情聴取できない(原作と違い少人数でパーティーの詳細を描くため?)
  • オリジナルキャラ・店の常連客の女医の桐野は十津川と顔見知り
  • 代議士・若杉は年配のベテラン政治家(原作では若手政治家)
  • 怯えて話す元ホステスの存在・珠美と参加者、死んでいるかもしれない情報(原作では存在しない)
  • 秘密パーティーでの参加者・容疑者の詳細情報(原作ではない)
  • 戦争ごっこ、男の参加者がペイント弾を仮面のホステスに当てたら仮面を取ることができる……大人の遊びごっこ(原作では、狩猟ごっこ、本物の猟銃を撃つフリのみで、当てられたと思ったら死んだふり&死んだふりが上手だったらご褒美がもらえる)
  • 井岡さつきが十津川と過ごした京都嵯峨野への調査(舞台違い)

  • 女将からニセ十津川の情報をかなり引き出している(井岡さつき同伴で女性の行方を探している)(原作ではニセ十津川はさつきの前ではその行動はみられない)
  • ドラマではニセ十津川たちは舞妓の舞い、三味線を聞きに行く(原作は民謡・正調草津節)
  • 京都の舞妓からはさほどの情報を引き出していない(原作では芸者からの情報引き出し場面は読みどころの一つ)
  • 刑事たちが京都の聞き込みをしている段階で、店主の素振りがおかしい(原作ではもっと後のこと)
  • 秘密パーティーの参加者の男性が割れた時点で、十津川たちは東京へ戻る(原作では秘密パーティーでの参加者はなかなか割れない)
  • 秘密パーティー参加者の人間模様の描写、しかも複雑(原作ではほぼない)
  • 秘密パーティー参加者の八木沼が京都の病院の「理事」(原作では大物政治家)
  • 秘密パーティーの参加者の溝田「作曲家」はオリジナルキャラ(原作では出てこない)
  • 元ホステスの証言で「美奈がパーティー中に逃げたこと、その理由が殺人をみたこと」を十津川に証言(原作では、元ホステスの存在もなし)
  • ニセ十津川が何者かに襲われて入院した事実を医者が認識している。すぐに脱走(原作では病院で本物の十津川と対面する)
  • 京都府警の存在(原作は草津の刑事で交番勤務程度で黒幕の息はかかっていない)
  • ニセ十津川が、偶然にも十津川と亀井に女性について聞き込みをしてくる(原作では病院にお世話になったところで対面)
  • ニセ十津川である渡辺敬一郎がフリーのジャーナリストと名乗る(原作ではフリーター)
  • 秘密パーティーで殺されたホステス弥生は渡辺敬一郎の実の妹と述べられている原作では弥生と渡辺は全く無関係。行方不明になっていた美奈をほぼ一方的に愛していた男性)
  • 十津川と渡辺が出会い頭ながら、さつきを暴漢しようとした犯人と渡辺を襲った犯人は同一人物を確信、推理
  • 十津川に妹の髪の毛を託す(今後、身元不明の遺体が発見された時用に)(原作では一切なし)

  • 渡辺が問題を起こしたお店の種類が若干違う(ロケ地変更によるもの)渡辺を訴えない対応は原作と同じ
  • 観光地ぐるみでの隠蔽工作?(原作より大規模)
  • 代議士・若杉が京都の選挙区、参議院選出馬(原作では選挙の話は一切ない)
  • 秘密パーティーを行った別荘の位置を特定する(原作では一切なし)
  • 別荘周辺の聞き込み調査(原作では一切なし)
  • 渡辺弥生の遺体発見(原作では遺骨を両親に返されている。ドラマでは身内は渡辺のみと述べている)
  • 秘密パーティーで殺された弥生は明らかな殺人(ナイフで後ろから刺される)(原作では銃殺。射殺されたのか事故なのかは曖昧な状態だが、ほぼ射殺と思われる)

ここから先はほとんどドラマオリジナルストーリーになっている情報です!

  • 渡辺と弥生の悲しい対面 (原作では一切関係がない2人)
  • 死体解剖の結果、弥生が妊娠4ヶ月であることを伝えられる。赤ちゃんの血液型まで伝えられる(弥生O型、赤ちゃんA型)←現実的に分かるのかは疑問
  • 弥生の体に腎臓が2つともない!
  • 代議士・若杉の事情聴取
  • 渡辺が若杉のところに乗り込む直前に十津川と出会う
  • 若杉は女医桐野、ホステス弥生の双方と交際(本命は桐野)
  • 弥生は溝田とも親密だった
  • クラブのママ北川の娘は腎臓移植が必要な病気桐野が担当している
  • 桐野の住まい周辺を調査、桐野の病院にも事情聴取
  • 渡辺が十津川にかなり協力的
  • 第三の遺体、井上美奈が発見される(秘密パーティーの殺人事件の凶器等も一緒に埋められている)
  • 井上美奈の死体解剖から、死因は刺殺、傷口から渡辺弥生と同じもので、同一犯と思われる
  • 渡辺からの証言で、美奈は小さなビデオカメラを持っていると判明
  • 最後の生き残り、元ホステス・珠美からの証言で、美奈が若杉の弱みを握るような映像を撮影したことが分かる
  • 不自然に発見された美奈のビデオカメラには殺害場面が録画されていた

  • 美奈とともに発見されたコート、仮面は溝田のものらしいが濡れ衣
  • 井岡さつき、渡辺を襲った犯人はクラブマネージャー秋田。襲うよう指示したのは北川、それを頼んだのは若杉
  • 北川の話では、弥生を発見したのは若杉、誰が殺したのかまでは不明。桐野に駆けつけてもらった。弥生の腎臓については知らないという
  • ナイフの指紋は若杉のものだが、殺人事件前に車上荒らしで盗まれた物だという
  • 亀井刑事の「なぜ犯人は美奈の死体とともに免許証や凶器を埋めたのか?」の疑問で、十津川は真相にたどり着く
  • 渡辺に呼び出され会うことにした十津川だったが、渡辺はひどく取り乱していた
  • 渡辺は桐野を誘拐、若杉の別荘に引きこもる
  • 桐野の口から、駆けつけた時にはすでに弥生は死亡していたこと。北川にお願いされて腎臓移植をしたことが述べられた
  • 桐野を利用して若杉を別荘におびき出し、渡辺は若杉も誘拐
  • 渡辺は自供を録音。若杉の自供では、若杉が秋田に依頼して井岡さつきを殺した
  • 誘拐現場には十津川自らが突入、渡辺は逃亡し十津川が追いかけて身柄を拘束する(原作ではヘリを使った機動隊で、無事に制圧されて物語が終わる)
  • 井上美奈を殺したのは渡辺。本当の渡辺敬一郎は病死している。渡辺は元警察官、巡査部長の佐々木孝一
  • 秘密パーティーで弥生を殺したのも渡辺こと佐々木孝一
  • 佐々木孝一は十津川に並々ならぬ憧れを抱いており、努力の末、警視庁で十津川とともに働くことができると思えた矢先、弟が事件を起こし退職せざるを得なくなった。
  • 弥生のお腹の中の子供の本当の父親は佐々木だった。佐々木がなくしてしまったスマホに弥生からの告白が入っていた
  • エンディングでは無事、十津川の奥さんが戻ってきました!

 

閲覧注意!ドラマと原作では真犯人が違う!?

以下、犯人に繋がるネタバレなので、知りたくない人は他のページに移動したほうが無難です!

例えば、こちらの記事なんてどうでしょう?

二日酔い対策のラムネはいつ食べるのが効果的か?ブドウ糖100%の商品は?

 

ここから先は犯人バレをするので、心して進んでください!

 

 

 

 

 

ドラマでの実際の真犯人は!?

3件の殺人事件、犯人が違います!!

 

【秘密パーティーで弥生を殺したのは?】

渡辺こと佐々木孝一

(恋人の弥生に裏切られたと思って)

 

【井上美奈を殺害したのは?】

渡辺こと佐々木孝一

(弥生の恋人、ビデオカメラを入手するため)

 

【井岡さつきを殺害したのは?】

マネージャー秋田

(さつきの口封じで若杉の指示、別荘で殺人事件が起きた事実を隠したいため)

 

一応、真犯人は……ニセ十津川警部かつ渡辺敬一郎を名乗っていた「佐々木孝一」

 

まとめと感想!

最後の最後まで、真犯人が分からない状態まで、ストーリーが練り込まれていました!

 

まさかの展開でビックリでした……。てっきり原作通り、若杉が……?と思いきやです。

 

このあたりは、原作でハッキリ書かれていなかった秘密パーティーの詳細を詰め込んだこと、その事件にくらいつく

渡辺の愛する女性をズラしただけでこんなに濃密なストーリーになるとは!!

脚本家さんたちの腕前に頭が下がります。

原作を知っていても楽しめる内容でした!!

それでは!

 

追記:

一体原作の方はどんな内容だったの!?知りたい人はこちらの記事へ!

十津川警部シリーズ5京都嵯峨野殺人迷路の原作ネタバレ!ドラマとの違いは?

 

追記2:

原作ネタバレ系が好きなあなたへ……

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