浅見光彦平家伝説殺人事件の原作ネタバレ結末は?真犯人は窪塚俊介?

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新・浅見光彦シリーズ「平家伝説殺人事件」の原作ネタバレを紹介します!

 

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浅見光彦シリーズについて

どうも、2時間ドラマ枠でミステリーをむさぼっている三神かな子です。2時間ドラマといったら殺人事件!(物騒)

 

というわけで、今回は内田康夫氏原作、TBSの月曜プライム「新・浅見光彦シリーズ」から「平家伝説物語」が放送されます!


放送は

2018年5月21日(月) 20時00分~23時07分

 

「平家伝説物語」は以前ドラマ化されています。


今回は一体どんなことになるでしょうか!?

 

ドラマ「平家伝説殺人事件」のあらすじ


ルポライター浅見光彦は取材のため平家落人の隠れ里、高知県四万十へと旅立った。

平家の末裔、稲田佐和とその祖父・広信に出会った光彦だったが、まもなく佐和の叔父・教由が、フェリーで転落死していたと凶報が届く!

さらにその教由には多額の保険金がかけられていて、受取人は妖艶な妻・萌子だった。これは単なる事故ではない?

事件の謎を掴みかけた光彦だったが…あざ笑うかのように魔の手が忍び寄り、新たな殺人事件が起こる…

 

ドラマ「平家伝説殺人事件」出演者・キャスト

浅見光彦:平岡祐太

浅見雪江:竹下景子

浅見陽一郎:石丸幹二

 

稲田萌子:矢田亜希子

稲田佐和:吉川 愛

当山林太郎:丸山智己

 

川島警部:ダンカン

 

稲田教由:窪塚俊介

 

橋本克也:金田明夫

稲田広信:篠田三郎

原作はもちろん「平家伝説殺人事件」

 

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「平家伝説殺人事件」は表紙や表装、出版社を超えて発売されています。

 

原作「平家伝説殺人事件」のあらすじは?

それでは、ここから一気に原作「平家伝説殺人事件」の詳細ネタバレに入ります!

 

引き返すなら、今のうちです!

もし良かったらこちらの記事に移動しても……いいんですよ!?!?

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それでは!

ネタバレ開始します!!

 

 

あらすじ(Amazon)

豪華フェリー「しーふらわー号」から転落行方不明になった男と現場にいた謎の男。

二年後、その謎の男が自殺をとげた事が航海士・堀ノ内に不審をいだかせた。彼は親友で名探偵として活躍している浅見光彦にこの二つの事件を相談した。

事件の鍵が高知の平家落人の里にあると突きとめ高知の「隠れ里」に向かった浅見の前に現われた美少女・佐和。彼女に魅せられ恋心を感じる浅見。だがその佐和にも恐怖の魔手が…。浅見の恋と名推理。

 

あらすじ(文庫本より)

銀座ホステス・萌子(もえこ)は、当山という男の3年間で1億5千万円になる仕事という言葉に誘われ、稲田という男と偽装結婚する。

だが彼は、莫大な保険金を賭けられたうえ、謎の転落死を遂げる。

また誘いをかけた当山も2年後には死亡する。

無関係に思える2つの死が1つに結ばれた時、意外な事実が……。

高知にある平家の落人部落に秘められた謎。そこに住む野生のカモシカを思わせる美少女・佐和。密室トリックと想像を絶するドンデン返し。本格気鋭が放つ長編伝奇推理。

 

原作「平家伝説殺人事件」のネタバレ詳細!

こちら、かなり長文になっています!

結末だけ知りたい!という方は、こちらへワーーーープ!!

 

原作「平家伝説殺人事件」の真犯人は………

 

 

それでは詳細をどうぞ!!

 

主な登場人物

浅見光彦……主人公。良家の次男、フリーのルポライター。

 

堀ノ内……浅見の高校時代からの友人

 

当山林太郎……ホステスをしている萌子に近づいてくる客

多岐川(稲田)萌子……ホステス

稲田教由……当山の知人

 

稲田広信……教由の父であり、佐和の祖父にあたる。

稲田佐和……広信の長男の娘。広信は祖父、教由は叔父にあたる。母は平家子孫の直系。

 

浅見雪江……光彦の母

 

 

プロローグ

台風により、知多湾衣浦(ちたわんきぬうら)沖合に碇泊中の1000トン級の貨物船が高潮に押し流され、半田市の防波堤に激突ーー市内には木材とともに高波が周辺地域の長良・木曽・鍋田に押し寄せた。

 

別場面、豪雨の夜ーー

「タロちゃん」「ノリちゃん」と呼び合う2人の少年は、建物へ盗みを働きに潜入していた……大阪の飯場から仕方なく逃亡して飢えをしのながら名古屋に向かうための所業だった……途中、農業事務所で女事務員が札束を数えているのを目撃もしつつ……しかし建物内にいるところを男に見つかり、2人の少年は男を殴り逃亡。その直後、建物内ーー農業事務所を奔流が襲う。

2人は農業事務所の2階に駆け上がるものの、第二波、第三波が襲いーー

 

 

安全犯罪

萌子は静岡県島田の女子高を出て、東京の私大に入学。同じ演劇クラブにいたKは進学しないで俳優養成所に通っていた。

高校時代は萌子はいつもヒロイン、Kは脇役を務めていたのに、萌子は養成所に受からず、Kは合格、今では若い女優の中では数少ない性格俳優としてスターに。

一方の萌子は大学時代にバイトで始めたホステス業がやめられず、大学卒業後に小さな会社に勤めたものの馬鹿らしくなって辞めていた。全てにKに敗れたと思っている萌子は金の力で対抗しようとホステス業を手段にしてあがいていた。

 

萌子が当山と会ったのは銀座の店「サルート」に勤めて2年ほどたったころーー。

「頭のいい子を」との指名をしてきた客の当山。萌子の身の上話や考え方、生き方まで根堀葉掘り聴く当山だったが、色気らしい気振りはない客だった。

そんなある日、当山から「3年足らずで1億5千万円になる仕事の仲間にならないか?」と誘われた。

頭が良くて色気より金に関心の強い女を探していたのだという。萌子と当山、当山を入れて3人で仕事をするので分け前は3分の1の5000万円だという。

その仕事とは当山の友人との「偽装結婚」だった。

 

新宿西口の「滝沢」という喫茶店で萌子、当山、そして当山の友人という稲田教由3人が対面して、偽装結婚の打ち合わせをした。

夫婦を装いつつ、稲田と第三者を接触させないことや手続き等を当山から指示される萌子。

稲田は自称・売れない小説家、高知県の西土佐村藤ノ川、平家の落人部落が故郷なのだという。

本籍の移動や婚姻届を出し、奇妙な新婚生活がはじまったものの、稲田は無口、小心者のようで、本当に形ばかりの夫婦生活。

稲田は不規則な生活を送り、家に居る時に何やら書いている原稿用紙の中身は見せてくれないもののかなり難しそうな内容を書いているようで萌子は好奇心を抱いていた。

萌子の方は「サルート」でも結婚を吹聴しつつ、カモの接近を待った。

はじめのカモは生命保険の女性勧誘員。稲田に災害死亡時の保証額が大きい保険を契約した。

萌子は稲田になれ始め、いないかのように振るまえるようになってきた。時々バスタオル一枚姿で家の中をウロウロするが、稲田は慌てるものの、萌子には一切手を出してこない。萌子は警戒する必要がなくなりつつあるものの、どこか物足りなさも感じていた。

店の客つながりで1年がかりで保険契約は6口に。当山に6口で限度と言われたものの、萌子は内緒でさらに1口加入。

ここから1年は「待ち」に費やされることに。

しかしながら萌子は自ら欲求不満の泥沼に陥り、稲田を半ば強引に誘い関係を持つことになる。

 

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場面は代わりーーー

太平洋高速フェリー所属「しーふらわー号」

東京湾を午後6時20分に出航、翌朝、南紀の那智勝浦港に立ち寄り、午後3時ごろ高知港に入る。

航海士の堀ノ内は31歳、甲板手の樋口は4歳年下。樋口の妹・久美が堀ノ内を見初めていて、兄として堀ノ内と会わせる約束をこぎつけようとしていた。

2人で会話を終え、堀ノ内が一人船内を歩いていると、男性の酔っぱらい客とすれ違う。声を掛けて引き続き船内を点検して回ろうとすると背後から悲鳴が。反射的に外へ飛び出してみると、先程の男性はいない。

樋口も後を追って出てきた。

男性が海に落ちた可能性があるので、救命ブイを海へ投げ捨てるなど緊急措置を施しながら船内電話で大杉船長に報告した。

捜索を開始するものの男性は見つからなかった。

手すりの高さは120センチ。それを越えて転落するのは通常の状況では考えられない。

堀ノ内が男性を見た時には酔っ払っていたものの、保護するほどではなかった。

自殺や殺人でないかぎり、自らせり上がってバランスを崩してうっかり手を離して落ちるなどの場合の事故にはなるーー

捜索は巡視船に任せ、2時間遅れで「しーふらわー」は航行コースに戻った。

転落者が何者かは不明だったが、「主人が戻らない」と当直員に申し出たことで身元は判明。

12号室に乗っていた稲田教由(38)、その妻萌子(28)ーー。

 

「しーふらわー」は定刻より2時間遅れで午前9時30分に那智勝浦に入港。

事故の遅延がアナウンスされるなか、事故発生時の特例で下船客のチェックに堀ノ内は自動車下船のチェック担当にあたっていたーー。

チェック作業の中、ちょっとしたトラブルがあった。

客の一人が「トーヤマ」と名乗っているのに「遠山」という名前が名簿になかったのだ。

別の名前で乗船登録したのでは?と客にきくと怒鳴られた。

じつは「当山」と書くのであって、名簿作成者が「アテヤマ」と誤読したためのミスだった。

 

出港間際に海上保安部から係員が乗船。転落現場の写真を撮影してから稲田萌子に会った。

萌子は悲しみよりも憤りが勝っていて職員の対応が適切であったら主人は助かっていたと訴えていたが、係官にたしなめられ、おとなしく係官の質問に答えていた。係官は自殺の可能性があるかないかを確定したいらしかった。

稲田夫妻は時期遅れの新婚旅行で、夫の故郷に向かう最中だったという。楽しみにしていた帰郷を前に自殺するわけがないと強調する萌子。

「しーふらわー」はさらに遅れ、10時40分に那智勝浦を出港。午後5時40分に高知港に接岸。

入念な下船客のチェックが行われたが不審はなく、乗客1名が消滅していることが確定的な事実となった。

稲田萌子は乗客の最後に船長以下幹部職員に見守られて下船。

主人の故郷へは寄らず、飛行機で帰るという。「諦めがついてますから」と言う萌子の横顔にかすかな笑みが浮かぶのを堀ノ内は理解しがたい思いで眺めていた。

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事故が起きたのは5月2日。その後、稲田教由の生存も遺体も確認することはできず、海上保安部は5月3日に「生存は絶望」と発表、捜索を打ち切った。

事故から1週間、仕事で東京泊まりとなった堀ノ内の前に現れたのは生命保険会社の調査員だった。

自分の会社だけでなく、ほかに6社と生命保険を契約していて総額1億8000万円が萌子に支払われること、収入に見合った掛け方ではないこと、見た目的に不釣り合いな夫婦であったこと、最近の保険金詐取事件等を理由に挙げ、事故とか自殺以前に、「本当に稲田教由は海に落ちたのか?」と堀ノ内に問いかけた。

船内の位置や場所的に逃走は無理、人影や足音すらしなかったと堀ノ内が語ると、あっさり調査員は引き下がっていった。

 

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